母がこんにゃくをのどに詰まらせたあの日
今でもあの日のことを思い出すと、ぞっとします。前に低血糖障害で昏睡状態になった時以来の、危ない出来事でした。
認知症の特徴である記憶障害のおかげで、あの日のことをレビー小体型認知症の母は忘れています。 レビー小体型認知症の母が二回目の死にそうになった日のことです。
パソコンしていた。「う、う、」と、変な声がした。鳩が、巣をつくっているので鳩の声だと思った。
昼寝をしようと思った。また同じ声。
気になってそちらへ歩いていった。
トイレでレビー小体型認知症の母が、倒れこんでいた。
「かあちゃん」応答がない。息をしてない。顔が青ざめている。
とにかく口をあけて呼吸さしてやろうと思った。指を突っ込む。そこに、糸こんにゃくが。
さっきレビー小体型認知症の母は、おでんを食べていたのだ。
食べながらトイレに行きたくなったので、糸こんにゃく1個を丸ごとほおばり移動した。
それが何かの拍子にのどに引っかかり、呼吸困難になったのだった。 指を入れて異物を取り出した。
レビー小体型認知症の母が苦しそうに呼吸再開した。
一安心。そこに救急車のサイレン。
病院につくまで救急車のなかで反省会。
こんにゃくは餅についでのどをつまらせやすいことを、ヘルパー講座で習っていたのに忘れたこと。
最近容態が安定していたので、安心しすぎていたこと。
一番は、最初の変な音で行動しなかったこと。
すこしのためらいが、取り返しのつかないことになるところだった。
医者が「すこし遅かったら、脳に障害が出たかも」
病室で看護婦が「ここはどこか、わかりますか?」
「天国?」おもしろすぎる、レビー小体型認知症の母である。
認知症になると不測のことが起こります。
レビー小体型認知症の母がほとんど覚えていないのが、幸いです。
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これで安心「医療体操」
↑足助次朗+足助照子 著
目次
第1部
「足助式体操で救われた人たちの体験」「老化は防ぐことができる」
「腸が健康の決め手」「生命エネルギーと肉体年齢」
第2部
「基本となる運動」「実際に体を動かしてみましょう」
足助式健康体操とは、寝ながら内臓(特に腸)を鍛えることで、老化を防ぎ自然治癒力を増して、病気に打ち勝つ医療体操です。
著者は、肩こりや腰痛なども血液がヘドロ化している結果であり、体内の老廃物を取り除くことができれば、血液循環がよくなり痛みから解放されるといわれています。
酸化(腐敗)しやすい食べ物をとらず、足助式体操で腸の働きを健全にしていれば、病を撃退できるとも言われています。
ボケ、寝たきりにならない30の方法 でも、体に悪い活性酸素とブドウ糖のことが書いてあり、少しご紹介しています。
「生命エネルギーと肉体年齢」では、水・食べ物・太陽の三つが生命エネルギーを発し、水をよく飲むことで健康になるといわれています。
42からなる足助式体操は、寝ながらできるのが特徴です。
どんな方もいつでもできるのが、足助式体操です。
腸の働きをよくするのを目的としている足助式体操なので「快通快便予備運動」が特徴でしょうか。
きのうから、早速取り入れてやってみています。
この本では、病の原因の1つは、人体電気(エネルギー)不足と退行性変化(老化のこと)による腸のトラブルとされています。
老化に打ち勝つためには、水分をよく取り、食べ物に気をつけ、太陽にあたるために外出し、快通快便予備運動を毎日続ければいいということになりますね。
健康になるには、簡単な毎日の積み重ねだと、このごろつくづく思います。
これで安心「医療体操」 ←うえの記事で、ご紹介した本です
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わしの杖知らんかね?
今日はあいにくの雨の中、レビー小体型認知症の母の国立長寿医療センター(リンクは右サイドにあります)の受診日でした。
受診を待っていると
「あんた、わしの杖知らんかね?」と、
にこやかに問いかける笑顔に出会いました。
そのおじいさんは、手に持っている杖をすぐどこかに忘れてくるのです。
忘れたことに気がつかれると、誰かとなく、杖の所在をたずねられるのです。
「また奥様が、もって来られますよ。あ!来られましたよ」
小さくてかわいいおばあさまが、ご主人の大事な杖を持って、こちらに来られました。
「あなた、また診察室に忘れていましたよ」「そうかい、ありがとうさん」
長い年月寄り添われた仲のよいご夫婦。
「いつも仲良くご一緒で、いいですね」
「あんたとこも、仲のよいご夫婦ではないですか」
あれれ、また母子を夫婦と間違われた。
今まで何回となく間違いを指摘したのだけれど、今ではそのままにしておいてます。
認知症を疑い母を連れて、この国立長寿医療センターに来てはや四年。
悲喜こもごもいろんなことがあり、病院でもたくさんの出会いがありました。
あと何年ご厄介になるかわかりませんが、たくさんご厄介かけたいと思っています。
「かあさん、あのご夫婦のように仲良く生きていこうね」
「そうね、100まで生きるからね。それまで頼みましたよ」
はい、了解しましたよ、かあさん。
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