ここ2~3週間ほど、母の調子があまり良くありません。

 

昨日の夜は、洗濯した衣類をせっせとバッグに入れ始めたからどうしたのかと思ったら、『自分の家』に持って帰って整理する、という。もちろん、そんな家は無いが、道順は分かるらしい。

 

いつもならば何か別の話をしているうちに「今日はやめておこうかしら」となるが、昨晩は「もう夕飯ができるよ」「もうすぐ日本代表のサッカーが始まるよ」と誘っても頑なに衣類を置きに行くというので、雨の中を一緒に外へ出ることにしました。

 

案の定、家から50mぐらい歩いた辺りで「どこだったかしら?」となり、寒いから元の家に帰ろう、となりました。認知症の方が徘徊するのは、本人としては目的地があって、そこを探して歩きまわると聞いたことがありますが、こんな感じなんでしょうね。いずれは、一人で勝手に出かけないように、出かけても分かるように何らかの対策が必要になるのでしょう。

 

昨晩は、それだけでは終わりませんでした。

 

夜中の1時半頃に起こされてしまった。もう起きましょう、ご飯にしましょう、と。同居を始めて1年、こんなことは初めてです。

まだ夜中だから、もう少し寝ようと言っても、寝そうにない。仕方が無いのでリビングまで行くと、テレビをつけて見始めました。しばらくして目が覚めてきたのか、まだ夜中だと気づいたようだったので、30分ぐらいつきあって、僕は先に寝させてもらった。

 

今朝、いつ頃寝たのかを聞くと、テレビを見ながら寝落ちしたらしい。そりゃそうだ。これがいわゆる「見当識障害」なんですかね。

 

今朝は、眠い、、、