横浜の福祉経営者の備忘録

横浜の福祉経営者の備忘録

会社経営をする中で日々思うこと、考えることを徒然なるままに書いていきます。

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いろいろ考えましたが、経営者目線で物事を考えられる人がどれだけいるかが、会社の成長発展にとっては重要なのかなと思いました。

ここでいう経営者目線というのは会社の目的を考えて、全社最適の視点でものごとを考えることです。

会社全体にとってよいと思われることと、特定の組織、施設にとってよいこと、個人にとってよいことは時として一致しないものです。みんなが可能な限り、全体のバランスをみて、全社の視点で考えられるような組織にすることが重要なんじゃないかと思います。

いろいろな経営者の方々と話をさせていただくことがありますが、考え方は様々で言われたことを言われたとおりに何も考えずにこなしてくれればいい、という考え方の方もいますし、そうではない方もいます。

目的や経営者によって経営のスタイルは違うのでそれはいいと思いますが、私としては今は「全員が経営者の視点になること」これが重要だと思っています。

そのためには皆がそう見れるようになるための仕組みや制度、教育システムがないといけません。


それを整えるのは私の仕事です。

やりたいことは山ほどです。
会議をうちの会社では2種類に分類して使い分けています。


①自由参加型の会議
②強制参加型の会議

の2つです。


会議はそれ自体では何か価値を生み出しているわけではないくせに、開催するのが目的化しやすく、意味のない時間になっていく傾向にあると思います。

2時間の会議に10名参加すれば20時間ですから意味のない会議は、相当な時間泥棒なわけです。

私自身としては会議なんてやらなくていいならできる限りやらない方がいいと思っています。


それでも、集まることの方が効率的だったり、集まることに意味があることもあるので、目的別に開催しています。


①については参加人数が多い自由参加の会議です。

こういった会議の場合の目的は何かを決めることではなく、みんなで意見交換をしコミュニケーションをとること自体を目的としています。


だから参加人数や対象の上限もなく、誰でも参加可能なオープンな会です。自由に意見を言うための機会なのが特長です。基本的に、何かの結論がでることはあまりありませんし、そこは望んではいません。


やる気がある人が集まることに大事なので、参加したい人が自由に集まればいいということで自由参加にしています。そうすることでただ眠そうに聞いているだけの人はほとんどいなくなります。

うちでは毎月座談会という全員でいくつかのテーマについて話し合う機会を設けていますが、これがそれにあたります。パートとか社員とか施設長とか関係なく、様々なテーマで話し合う場です。



一方で、②についてはあるテーマのために集まった4名程度で開催される会議です。

テーマごとにプロジェクトを作り、参加者を募るのですがプロジェクト参加は基本的に有志です。決めたい人が参加するという流れです。


このテーマごとの会議は会社の運営上の議題を決めるために開催されています。
物事をスピード感もって、決めていくにあたっては4名程度の人数が限界かと思いますので、少数での開催になっています。


少人数なので、柔軟に日程を決めて、電話だったり近場で集合したりして会議しています。

この場合は、プロジェクト参加は有志ですが、会議参加は強制です。



会議は本来の目的を見失って、報告するだけの会になっていたり、一部の人しか話さない会になっていたり、全員が嫌々参加する会になっていたり、そんなことが多いんじゃないかと思います。

そうならないように常に会議開催の目的を確認しながら、それに合わせた人数や参加者、テーマなど最大に効果を発揮できる運営方法をとっていかないといけないように思います。

そして何よりも、大量の時間を使う会議は積極的に開催すべきではなくて、会議よりも適した手段がない場合に、仕方なく選択する対処的な選択であると常に理解しておくことが大事じゃないかと思います。

それが時間を無駄にしないためのコツなんじゃないかと感じています。















本日は今年最後の新卒学生向けの説明会でした。

未来の幹部5名採用しようプロジェクト、略して、MK5プロジェクトと称して、3月からスタートし、10回程度これまで説明会を開催してきました。


改めて振り返ってみて、もちろん一番の目的は新卒の学生さんの採用なのですが、副産物としてメンバーの成長が大きく見られたような気がしました。


最初はただ棒読みだったメンバーが自分の思っていることを交えながらアドリブで伝わるような話し方をするようになっていたり、あるメンバーは学生さんへ話す内容が毎回ブラッシュアップされていたりという感じです。


そして何より皆、回数を重ねるごとにより自分のやっていることの価値を客観的に理解しながら話をしている様子を見ることができました。


ただ漫然と目の前にある仕事をこなすのではなく、会社としてみんなで目指す理念とどう一致しているのかを考えてくれていたり、この活動を通して日ごろの仕事を見つめなおしてくれているように感じました。



本来の目的はもちろん忘れてはいけないのですが、こうやって皆の成長につながっただけで新卒採用に時間を使った価値があったようにも思います。


あるメンバーが学生さんの前で話をしていた内容で、なるほどと私が思ったことは

「ダイヤモンドはダイヤモンドでしか削れない」

という話でした。


細かい内容は忘れてしまいましたが、要は意識やレベルの高い人同士が集まりお互いに切磋琢磨することで人は成長していく、自立していない人が集まる組織に入っても磨かれることはない、というような話でした。

全くそのとおりだと思いました。

よくも悪くも、大なり小なり人は環境の影響を受けてしまうものだと思いますので、誰と働くか、どんな人が集まっているかは、一人ひとりの成長にとって非常に重要なことだと思います。


メンバーそれぞれが人として人格が高く、レベルの高いダイヤモンドで構成された組織が強い組織を作るうえでは不可欠だということがわかります。


そして、ダイヤモンドはダイヤモンドの原石からしか作れませんので、そういう意味では採用は非常に重要な仕事だと感じます。


15年卒の新卒採用戦線も、再度内容も考え直して挑戦しようと思うとともに、メンバーの成長を改めて感じるうれしい一日となりました。



※参加してくれた学生のアンケートでは全員「大変満足」としてくれました。
いつもそうですが、雰囲気が楽しそう・仲がよさそうというような反応が今回もありました。




会社の仕組みは一見難しそうですが、基本は家計と同じです。

収入-支出=今月の残高


日本の夫のみが働いている一般的な家庭では、夫が給与を持って帰ってきたらそれを奥さんが預かり、夫にお小遣いを渡す、みたいな感じだと思います。

その場合は稼いでくるのは夫ですが、奥さんが財布のヒモを握り、給料の使い方を決めています。

住宅ローンにいくらで、保険料でいくら、養育費でいくら、食費でいくら、旦那の小遣いでいくら、残った分を貯蓄とか、そんな感じで決めるんじゃないでしょうか。

家計では夫の給料の範囲内で支出をやり繰りするというのが一般的な姿で、新たに何かを買おうと思ったら、今まで買っていた何か買うのを諦めるか、給料自体が増えるしかありません。


会社もこれと同じです。


家計で言うところの給料にあたる売上を作ってくれるのは現場のみんなであって、奥さんのように適切なお金の使い方・使い方の方針を決めるのが経営者という感じじゃないかと思います。
(うちでは経費の使い方のほとんどは私が決めているわけではありませんので多少違いはありますが)


売上の範囲内で経費がおさまるように無駄な経費を削減しながら適切に分配していきます。


将来のことを見据えながら夫の給料を分配していき、家族全員が幸せになることを目指すというのは家計も会社も一緒です。


会社を大家族のようにとらえると会社の運営で間違えることはないのではないかと思いました。
時間は誰でも平等ですが、その時間をどう使うか、というのが一人ひとりにとっても会社にとってもその後の成長に大きく影響を与えるのだと思います。


時間の使い方はよく以下のように分類されます。


$横浜の介護経営者の備忘録


この中で、第二領域、つまり緊急性は低いが重要なことにいかに時間を使うかが勝負だと思います。

私の時間の使い方ももちろんそうですが、メンバーそれぞれの時間の使い方の中で第二領域のものが増えれば増えるほど会社は成長・発展していくものじゃないかと思います。


第二領域に属する仕事としては私だったら例えば、

・働き甲斐ある会社になるための仕組み制度作り
・将来の幹部社員の育成
・新卒社員の採用

などでしょうか。



第二領域に属する仕事は、今すぐには効果が発揮されないかもしれませんが、後々影響がでてきます。

今やらなくてはいけない第一領域の仕事に追われ、第二領域の仕事を後回しにすると結局大きな問題が発生し、第一領域の仕事が増えてしまいます。


転んで怪我したら治療をするだけではなく、転ばない体作りをしないとまた転びます。
取り返しのつかない怪我をしてしまうかもしれません。

転ばない体作りは緊急性は低いので、なかなか始められませんが重要なことは確かです。


これは私だけではなく、会社のメンバー皆そうだと思います。


今やらなくてもいいから、なんとなく後回しにしがちですが、これら第二領域の事象に対して日付を入れて確実に実行していくことが大事じゃないかと思います。


再び二宮尊徳の言葉を引用させていただきますが、

『遠きをはかる者は富み、近くをはかる者は貧す』


遠くをどれだけはかり、そこに時間を割くことができるかが勝負じゃないかと思います。