運が悪けりゃ、初盆の対象だったかも。
朝起きてからの発症ですぐ対応できたから良かったものの、夜の時間帯に発症していたらわからなかったかも。
軽症で済んだのも幸運だった。
発症する前の私の活動といえば、腹話術師、謡、音頭取り、合唱と声を使うもの。
書道、腹話術、日本舞踊で扇など、右手の微妙なコントロール
社交ダンス、日本舞踊、フラメンコ、フラダンスなど、リズムよく手足の動作。
マジックなど右手が重要なもの。
声のほうには障害がなかったものの、右半身麻痺で、力が出ない、握れない、歩行器でかろうじて5m。果たして元の状態に戻れ、今までやってきたことが出来るのだろうかと絶望的だった。
リハビリテーション病院では、入院で衰えた筋肉の強化という地道なリハビリで、歩くのも補装具や歩行器から。
麻痺の恐ろしさに気づかされた。痺れていて箸は持てない、歯ブラシ使えない、顔が触れない。戻れるのだろうか。