生活保護受給者が亡くなったときに、
引き取り手になると、どれぐらい費用がかかるのか…
今回は、葬儀などに絞って書きます。
総額を知りたい人は、前回の記事を見てくださいね。
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葬儀は、一番お金がかからない方法、
直葬(火葬式)を選びました。
直葬(火葬式)というのは、
通夜や告別式などを行わずに、
火葬だけで終わらせる形式です。
ただ、手続きや、費用の問題などで少し揉めてしまって、
亡くなってから1週間ぐらいかかってしまいました。
だから、1週間分の保管料が必要でした。
で、それらの費用を合わせて、
25万円程度、必要でした。
突然、生活保護のケースワーカーさんから電話がかかってきて
「遠い親戚が亡くなったから、弔ってくれ」
と言われても、すぐに出来るわけがありません。![]()
かなり遠い土地で亡くなった上、
こちらは、自営業もあるし、在宅介護もしているため、
現地に行けません。
だから、全て、電話や郵送でのやり取りになりました。
もちろん、直葬(火葬式)にも、
参加できませんでした。
後日、葬儀会社からお骨と、写真などが送られてきました。
余談ですが、葬儀会社のサイトなどを見ると、
生活保護を受けている人の葬儀代は、
「葬祭扶助制度」が利用できるから、無料に近い
みたいなことが書いてあります。
確かに、そういう制度はありますが、
葬儀を行う側も、
生活保護を受けるレベルじゃないと使えない制度です。
ウチも貧乏なので、出来れば使いたいと思い
役所に行って相談しましたが、無理でした。
生活保護受給者が亡くなったときに、
受け入れる場合、葬祭扶助は使えない事が多いでしょう。
十分、注意してください。
…次回は、納骨・戒名に関する話をします。
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