父から諸々な頼まれごと | 介護家族日記 〜脳梗塞→後遺症→障がい者生活〜

介護家族日記 〜脳梗塞→後遺症→障がい者生活〜

2015年クリスマスイブ前日に父が脳梗塞で倒れ、救急搬送され、緊急手術を行い、その後、後遺症に対抗するための出来る限りの治療方法について、現在に至るまでの約9年間の家族による介護や後遺症の治療について日記形式でしたためます。

担当医からの説明を聞くために、実家へ帰ってきていたので、仕事は自営業であっても、予定はシッカリこなさいといけない状況だったため、担当医の説明を聞いて、病室で父と軽く会話をして帰ることにしていました。

 

この日は、子供が学校終わりに、インフルエンザの予防接種があったので、それほど、ゆっくりしていることも出来ず、とんぼ返りだったのですが、病室で父と話をしている中で、父からの頼まれ事がありました。

 

それが、倒れる前に、描いていた画が、応募していた展示会に入選していたようで、額縁の取り付けや作品名などを書いた紙を絵画の裏面に貼るなどの準備が必要だったみたいです。

 

その展示会へ出品するための準備を頼まれたんです。

 

父からは、

 

2階に画があるから、額縁を付けて、ネームプレートを付けて、展示会に出せるようにして、搬入日に展示会場へ運んどいてくれ。

 

というものでした。

 

どうも、これまでも幾つか描いていたんですが、なかなか展示会に落選していて、久々の入選だったようなのです。

 

そして、それが、倒れる前の陶芸や絵画をやっているときの作業着姿の自画像を描いたものだったので、それもあったみたいです。

 

このとき、母と私は、この画を見ながら、

 

こういう画は、今度いつ描けるかねぇ

 

と話しました。

 

当然、右利きなので、今回患った脳梗塞によって不自由にはなっていないので、描くことには問題は無いと思うのですが、やっぱり、描いているときに左手もシッカリ使っているようでして、そこで、画がどの程度描けるかってことになるみたいなんです。

 

しかも、病名としては、

 

高次脳機能障がい

 

というものになるようですから、右手が動くからと言って、脳が、当人の思ったとおりに、どこまで画を描くときに機能するのかが問題にもなるようです。

 

そういえば、この記事を書いているときに、今期のドラマ「366日」で眞栄田郷敦演じる水野遥斗が「高次脳機能障がい」と診断され、まさに目を覚ました回をやっていました。

 

これを見たときに、「高次脳機能障がい」を患っている家族がいる故なのか、さらにドラマが気になってしまいました。

さて、父がクリスマスイブ前日に倒れたということもあり、例年だと、私は、年始早々、私の住んでいる区では、新年会が1月1日の元旦からあるので、実家で年末年始を迎えるということは皆無だったのですが、今年は、突然父が倒れ、母は、怒涛のように、いろいろなことに振り回され、振り回されている今はいいのですが、少し落ち着く年末年始になると実家には母一人となり、心細くなりそうだったので、新年会は欠席とさせてもらい、仕事納めが終わって、自宅の年末年始の準備が整う、31日午前中に実家へ向かうことにしました。

 

31日は、実家に着いて早々、母から「やってほしいことリスト」が用意されていて、これが山のようにあり、それらを私と妻が手分けをして片付け、年越しの準備をしてから、父のお見舞いに行ってきました。

 

実は、このとき、まだ、父からの頼まれごとは、手を付けておらず、お見舞いのときに父から、やってくれたか?と聞かれたのですが、搬入日まで、もう少しあるから、この年末年始の間にやっておくよ。と伝えることにしました。

 

ただ、年末年始ということもあり、病院のお見舞いは、通常のお見舞いの状況とは違っていました。

 

通常のお見舞いのときは、一親等まででも、子どもの配偶者は、お見舞いが出来ない条件になっていたんですが、年末年始ということもあり、特例で、通常のお見舞い手続きとは違った形で、通用門を通らせてもらって、お見舞いをしてきました。

 

孫は、年齢制限もあるみたいで、お見舞いに入ることは出来ない状況だったので、妻がお見舞いに行ってから交代でお見舞いに行ってきました。

 

病室に入り、父の顔を見ると、緊急入院3日後の顔より、左顔面の垂れ下がりが元に戻っている感じでした。

 

たった、1週間あまりですが、

 

  • 顔のマッサージ
  • 言語聴覚士のリハビリ

 

といったケアのおかげで、顔の歪みが、ほぼほぼ戻った感じでした。

 

それを見たとき、ホッとしたのを覚えています。

 

でも、まだまだ、呂律が回っていない状態で、話をしていると

 

「えっ!?なに!?」

 

と聞き返してしまうところもあって、ちょっと父は喋るのに疲れた感が出ている状態でした。

 

さて、父と喋ったときのことですが、二の一番で聞いてきたのが、案の定、

 

額縁付けてくれたか!?

 

でしたショボーン

 

先程も書きましたが、まだ、額縁を付けていなかったんですが、

 

今帰ってきたばかりだから、家に戻ったら、直ぐに付けるよ。

 

といって、安心してもらうよりも納得してもらいました。

 

やっぱり、右脳に障がいを受けているためか、喋ることはできるんですが、高次脳機能障がい特有の症状のようでして、「何事にもせっかちになっている」という状況のようで、それが、まざまざと出ている状態です。

 

これについては、先生に、先日説明を受けたときに聞いてみたんですが、右脳に障害を受けると、大抵の患者さんは「せっかちな性格」になってしまうそうなんです。

 

それから、朝昼晩の病院での食事のことや、何かやって欲しいことを聞いて、帰ってきたんですが、食事については、やっぱり左頬が麻痺しているせいもあって、パンが出てくると租借しずらいと同時にツバが出ずらいみたいです。

 

それについては、パン粥を出して貰って食べているみたいです。