続きです。

 

キャッシュカードを探す義母を廊下で待っているダンナ。

とりあえず、義母の様子を見ようと義母の部屋に行ってみた。

 

義母はタンスを見ていたが、私たちが入ったので、引き出しを閉めた。

 

ダンナ 「キャッシュカードどこにしまったのかわからなくなった

     のか?」

義母 「そんな事ないよ!」ムカムカ

ダンナ 「そうやってヒステリックになっているところをみると、

    大丈夫なのか?」

義母 「食事代を払えばいいんでしょう?」

ダンナ 「そんな事言ってないの。そんな事よりも通帳とカードを

     しまってあるところがわからないって事かい?」

義母 「部屋の中にある。」

ダンナ 「いつもリュックサックに入ってるじゃないか。」

義母 「リュックには入れないよ。」

ダンナ 「いつも入れてるじゃないか。」

義母 「リュックはデイのも持って行くから、危ないから入れてな

    い。デイは危ないので、お金も持って行かない」

ダンナ 「そんな事はどうでもいい。朝から約束していた事は、

     一緒にゆうちょに行こうって話だっただろ?」

義母 「・・・いいって、今ATMに行かなくても!食事代払えばいい

    んでしょ!」

ダンナ 「違うよ、5万円だって。食事代と雑費をいれて5万円て

     いう約束だったでしょ。朝から話している話だよ」

義母 「5万円はないけど、食事代はあるよ」

ダンナ 「だから一緒にゆうちょに行こうって話をしてるんでしょ。」

義母 「ゆうちょは近いから自分ひとりで行けるから」

ダンナ 「違う、隠さなくていいよ。探せないんだろ?」

義母 「ゆっくり探すから待って!置き場所大体わかるから。

    ゆうちょは近いから一人でも行ける。コンビニでもいいし、

     ゆっくりと散歩しながら行きたいよ。」

 

コンビニの方が遠いけど・・・

 

ダンナ 「はぁ~・・・(溜息)」

義母 「そこまでボケてないから。」

ダンナ 「よく言うよ。」

義母 「ゆっくり行きたいの、一人であっち見たりこっち見たりして」

ダンナ 「今日は十分そういう日だったのに・・・

     そんな事よりお母さん、隠さなくていいよ!

     わからなくなっただけだろ?」

義母 「お金は持ってるよ」

ダンナ 「隠さなくていいよ。」

義母 「財布の中にお金はある」

ダンナ 「そんな事聞いてない。財布にお金が入っているかどうか

     別に知らなくてもいいよ。」

義母 「何?食事代が欲しいって事でしょ?」

ダンナ 「キャッシュカードが自分で探せないんでしょ?」

義母 「大体わかるよ。」ガーン

ダンナ 「大体?」アセアセ

義母 「わかってる!ある所はわかってる!それだけはちゃんと

    しとけってお父さんからいつも言われていたから」

ダンナ 「・・・明日できるんか?明日自分は出張でいないんだよ」

義母 「食事代?」ポーン

ダンナ 「5万円!」

私 「もう、明日も明後日もこの調子じゃ無理だよね・・」

ダンナ 「そうすると日曜日か。」

義母 「何?今日、5万円欲しいって事?」

ダンナ 「そうだよ、そういう話だっただろ?毎月1日っていう約束

     してただろう?今日は4日だよ。だから朝、今日自分は

     午後お休みなのでって言っただろ?」

義母 「郵便局に行こうと思ったけど、足が言う事聞かなかったん

    だよ」

ダンナ 「だから一緒に行こうって話をしただろ?」

義母 「そう思ったけど、足が言う事きかないなぁって思って」

ダンナ 「だから今、一緒に行こうってしてるところでしょ」

義母 「いいよ、明日でも一人で行けるから!」

ダンナ 「明日になったら、また同じことになるよ」

義母 「そんな事ないよ!散歩に行く」

ダンナ 「いい加減にしてくれ!」ムカムカ

義母 「すごく近いから。コンビニも。」

ダンナ 「じゃあ、カード見せてよ。カード。」ムカムカ

義母 「探すから向こうに行って!探すよ!」

ダンナ 「別にいいじゃない、あるとこわかってるんでしょ?

     そんな事秘密にしないんだよ!一緒に住んでるんだから。

     泥棒じゃないんだよ!」

義母 「探すって!待っててって言ってるじゃん!大体わかってる

    んだから」

 

「大体」という言葉で私はプッと笑ってしまった。

あー本当にわからなくなったんだな・・・

そして、それを見た義母は

「何で二人で説教されないといけないんだ!」ムカムカ

ダンナ 「そんなヒステリックになるのはおかしいよ」

義母 「ちゃんとしてるって、黙ってると色々言って!」

ダンナ 「被害者意識になるなよ」

と部屋を出た。

義母はその後もブツブツ言っていた。

 

探してもらうしかないなとダンナはあきれ顔だった。ガーン

 

夕食の時も義母に聞いてみたが、見つかっていなかった。

 

再発行かな?

私が代理人でもできるかな?

調べよう・・