義母は週に1回ほど買い物に行く。
「小物が欲しい」と、特に買わないといけない何かは無い。
ただ、この買い物は本当に時間がかかる。
大体3時間から3時間半。
行き先は、2回だけの複合ショッピングセンターといっても、そんなに大きくはない。
1階が食料品、イートインコーナー、化粧品、文房具、眼鏡屋、貴金属店、写真屋、鍵屋。
2階が衣料品、本屋、100円ショップ、靴、かばんなど
わりとこじんまりしている、地方のショッピングセンター。
最初は義母の買い物についていたけど、だんだん時間が長くなってきて、「もうそろそろ帰ろう」なんて私が言い出すので、お互いに
精神的にも良くないと思い、最近は送迎のみとしている。
そのほうが義母も急かされず、うるさく言われず、ゆっくりとみることができる。それに、ふだんデイ以外は殆ど出かけないので、この機会にしっかりと歩いて欲しいと思っている。
神経痛は相変わらず痛いようだが、カートを押し出すと、3時間ばかり歩いても平気なようだ。
それで、昨日も買い物に行きたいというので、ショッピングセンターまで送ることになった。
買い物が終わったら、イートインコーナーの入り口のベンチで座って休憩をして、私の携帯に電話することになっている。
出かけるときに「携帯は持ってるの?」と聞くと「持ってる」と言うので、そのまま一緒にでかけた。(2時30分ごろ)
夕方、5時すぎても電話がないので、私から義母の携帯にかけてみた。
義母の部屋から大音量の着信音が流れた。
あーやられた!
あわてて、ショッピングセンターのイートインコーナーに行ってみるとベンチに座った義母がいた。
「携帯持ってないでしょ」というと「そうそう、どうやって帰ろうか考えてたところ、タクシーだと〇〇公民館でいいのかな」というので、
「ぶっぶー」と答える。
取り繕いがどんどん出る。饒舌。
でも、買った菓子パンと野菜ジュースを食べていたので、あまりあわてていた感じではなかった。
「出かけるときは忘れず、携帯は持っておくように」と釘をさしながら車で帰った。
次回は玄関で携帯を鳴らそうと思った。