その頃、日中は自分でトイレに行くので、ほとんど尿漏れはなかった。
朝一のオシッコが間に合わない。
よくよく観察すると、夕食を終えて、自分の部屋に戻ってから寝るまでトイレに行かなくなった。
え~寝る前にトイレ行かないと、それは漏れるでしょ。
それで、まず、夕食の後、部屋に戻る時にトイレに行ってもらおうとダンナと作戦を練った。
部屋に戻る義母に「トイレ行ってね」と言うと、ものすごい抵抗にあった。
「さっき行った!」
「今、行きたくない!」
「そんな事言われる筋合いはない!」
と抵抗する事20~30分。
トイレの前で大声でケンカになる。
まぁ、嫁に言われたくないのはわかるが、(ダンナの時も抵抗する)翌日の後始末をするのは私だよ!とばかり、「オシッコもれるでしょ」と言うと、「私は漏らしたことはない!」と言い切る。
都合の良い忘れ方だ。
でも、1か月ほど繰り返すと、部屋に戻る時はトイレというのが、少し習慣化してきたようだ。
でも、でも、安心して見過ごすと、トイレをスルーして部屋に入る。
それを連れ出してトイレに行かせるのは、トイレ前のバトルより10倍大変だった。
時間もかかるし、「なんでトイレ一つでこんなに時間かけないといけないのか!」とホント思った。
この辺りから、本当にしんどい義母になっていった。