51歳の女性が2人の医師に安楽死を依頼し女性は死亡したが、2人の医師は逮捕された。 この女性のブログを見たが元気なときは海外に行ったりしていたようだけどALSを発症してからは早く死にたいという気持ちが強く伝わってくる。

似たような病で、パーキンソン病がある。tiktokやインスタでも動画を出してる方がいるが、どちらも共通してるのが突然来る、そして体が動かなくなる、だ。

当の本人たちも、自身がこうなるなんて予想もしなかっただろうし、なんで私が?と思ってるはずだ。

わたしも60歳近くになりもう高齢者の枠だけど、同世代でも、心筋梗塞、脳出血、大動脈瘤解離など倒れてるのがほんとに多い。

後遺症が残り、半身麻痺や車イスなどもいる。そうなるともう仕事には就けない。多少の障害者手当のようなのはあるだろうが生活はかなり逼迫する。 もし、自分がこうなったら・・・

私の場合、母の介護が出来なくなる、自分自身も介護される側になる、そうしたら誰がわたしと母を介助してくれるのだろうか? 新聞やテレビで、特集されてると自分に置き換えて考えてしまう。 

2人の医師の1人は懲役18年の判決がでたが、女性の父は納得した判決ではなかったようで、その思いを医師にぶつけていたが、でも、この父親、女性の介護はしていたのだろうか?ブログを見る限り父親のことが書かれていない。

NHKの番組で海外に行って安楽死を望んだ人がいた。この人も女性だが余命宣告をされ日本で安楽死ができないなら海外で、と選んだ。その模様が放送されたが、日本にいる家族との最後の会話を映像を通して伝えているのを見ると、こういう死に方を選択できたらどんなに楽で幸せだろう、と思った。

医師に頼った女性もこのように出来たらもっと楽に出来たかもしれない。7年もの間、動けなくなり息もできない、目だけで文字を追いそれを伝えるなんて死にたくなって当たり前だ。

医師がやった行為は世間から見れば許されることではないが、女性本人からしたらやっと楽になれるというのが本音ではないだろか?

明日は我が身。 

忘れないようにしたい。