7月になって、能登半島地震の被災者のその後を新聞、テレビなどで特集をしている。

仮設に、入居出来た人もいるが被災した自宅に留まっている人もいる。 被災した自宅を解体できずに困ってる人も多く、自主解体といって自治体の解体を待たずにする人もいる、と今日のニュースでやっていた。

東日本、熊本など被災すれば必ず寄付金が集まる。その額はかなりのものになる。

東日本、熊本、今回の能登半島も、わずかな額だが送金させていただいた。 たとえ、何千円でも多くの人が協力し合えばかなりの額になる。 

だけど、この集められたお金、どこに消えるのだろうか?

震災後、解体や、移住、生活費、かなりの被災者が困ってる。その人たちのために全国、海外から募金という形でお金が集まるのではないのか?

東日本大震災の、被災者と仕事の関係でお会いしたことがある。 その方は、津波で自宅と家族を失い、単身で東京の都営住宅に移り住んでいた。あれだけ集まったお金、少しでも渡されたのか?と聞いたが、一切、貰ってない、と。それどころか、引っ越し費用などの移住費、ゼロ。自己負担だそうだ。被災者は、これだけ困ってるのだから、解体費やら、引っ越しやら生活費など集められたお金、渡せないものだろうか?伊集院静の書籍で見たことがある。著名人、有名人、芸能人、億、千万円、これだけの寄附をしたなど記事やテレビで報道される。実際には寄附はしていない。世間ではそんな輩を悪党と呼ぶ。