三田村薫

三田村薫

コーチ・レジリエンストレーナー

介護専門職の総合情報誌『おはよう21』6月号掲載です! 

 

新しい介護リーダーのための12ステップ

第2回「指示がないと動かないスタッフをどう指導したらいいの?」

 

 

ユニットリーダーになった朝日こころ。今までと違う視点で現場に立っていると、Aさんの様子が目につきました。彼は利用者やほかのスタッフと積極的にコミュニケーションをとるタイプではなく、口数も多くありません。先輩スタッフの指示があるとしっかり動くものの、指示がないとフロアで立っているだけ。ほかのスタッフから不満の声もあがり、何とかしなきゃと思うこころですが……。

 

自分で考えて行動せず、指示したことしかかやらないスタッフには、どのような声かけが有効なのでしょうか?

 

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どうすれば育つ?何を考えているのかわからない新人看護師を育成する具体策』セミナーのご案内☝

介護・医療現場の多くの退職者の共通した退職理由は、以下の3つになります。

●職場で話を聞いてもらえなかった
●悩みを聞いてくれる人がいなかった
●誰にも相談できなかった 

私は新人の話を聞いていると言われる主任やリーダーの方もいらっしゃると思いますが、若手・新人にヒアリングすると、このような結果です。ということは、新人との間でコミュニケーションギャップが生じているということになります。

そして、新人担当の指導者の方々とお話をすると「新人が何を考えているのかわからない」というお声が圧倒的です。

何を考えているのかわからない若手・新人の扱いに苦戦されている現場が多いのではないでしょうか?

若手・新人に困惑されている指導者の方から、よくご相談をお受けします。

ただ、間違ってはいけないのは組織内のコミュニケーションの目的は、仲良しグループをつくりたいわけではないはずです。

若手・新人と友だちになる必要はありません。

どうすれば育つ?何を考えているのかわからない新人看護師を育成する具体策』では、『先輩・上司は理解不能?今どきの若手・新人にみられる特徴』をお伝えし、若手・新人のタイプに合わせた効果的なコミュニケーション手法を学びます。

そして、新人看護師の行動特性・コンピテンシーを弊社独自のコンピテンシーチェックシート、コンピテンシーレーザーチャートで可視化し、まずは現時点でのパフォーマンスを新人看護師が自覚できるようにします。

 

コンピテンシーレーダーチャート

ハイパフォーマーの看護師は「やろう!」と意気込むことなく、自然とできています。では、最初から出来ていたのか?というと、そんなことはありません。

本セミナーでは、新人看護師の行動特性を明らかにし、個々のタイプに合わせた指導法をお伝えします。

できない状態から、自然とできる状態になるための指導育成法をお伝えします。※本セミナーは介護現場の事例にカスタマイズして介護職員対象でも可能です。ご相談ください。

「おはよう21」新連載がスタートします!

 

新しい介護リーダーのための12ステップ 2024年5月号(2024年3月27日発売)

 

 

『事例:リーダー手当がつくのは嬉しいけど、リーダーって何をするの?』

 

上長から「リーダーになってほしい」と昇進の話があると、「今のままでいいのに…」と憂鬱になってしまう方も多いのではないでしょうか?その気持ちの根本には、置き去りにされがちな3つの課題があります。これらの課題をはっきりと浮き彫りにして、その解決策を解説していきます。

 

介護現場あるある事例のマンガと解決策をご紹介しています。

 

お手に取っていただけると嬉しいです。

どうぞよろしくお願いします。