ヘルパーステーションで働いていた時の話(20歳の頃)


利用者さんの部屋に家事援助に伺った時


私は居室内の掃除をしていました。

その方は認知症があり、生活の多くの場面で見守りが必要な方でした。


ふと、私の顔を見て


利用者さん(以降、利と表現します):「元気ないねぇ」


私:「私?」


利用者さんの方を振り向くと、利用者さんはシルバーカーの蓋を開け、私に飴を渡そうとしてました


利:「ほれっ!!」


飴ちゃんを私に渡してくださったんです。


私はその優しさが嬉しくて嬉しくて😭


つい私も…

私:「私の好きな人には大切な人が居て、とても辛い」


って、話をすると…


利:「若いうちに色んな人に出会って、いっぱい恋をしなさい。」


その時に見せてくださった、優しい笑顔は今でも覚えてます。


その時の言葉通り、色んな人に出会って、素敵な旦那様を見つけました。

ありがとうございました♪