介護士&障害児保育スタッフのtoricoです🐤

 

 

ケアニン~あなたでよかった〜

新人介護福祉士の成長物語の映画です。

初めて担当についたのは認知症の利用者さん。

 

 

 

 

 

ケアするにんげん』だから『ケアニン

すてき。介護福祉士より響きが優しいですね。

 

 

ポスターに書いてある

認知症で人生終わりになんて、僕がさせない

……本当にそう思います☺︎

 

 

 

十数年前に亡くなった私の祖母はアルツハイマー型認知症でした。

 

 

小学生の頃、

おばあちゃんの家へ遊びに行くと、一緒にお散歩へ出掛けました。お散歩の距離が伸びていく。とにかく歩く歩く。どんどん、どんどん歩いて行っちゃうから、一生懸命追いかける。そして、おばあちゃんと迷子になったことに気付いた私は交番で道を聞く。

 

 

スーパーに入った時には、レジを通さずに野菜を持ち帰ろうとするおばあちゃん。

「おばあちゃん、お金払ってないよ!」

「何言ってるの!これはおばあちゃんの!」

おばあちゃんとスーパーで言い合い。私がお金を払って、泣きながら帰る。

 

 

おばあちゃん家の近所の人からは

「気が狂った」とか「ボケちゃって」

と言われたことがありました。

 

 

そんなことを言われても、おばあちゃんは知らん顔してどんどん歩いて行っちゃう。「私も気にしなーい」って、おばあちゃんと同じように知らんぷりをして通り過ぎる。

 

 

介護の仕事に就いて、

おばあちゃんとの思い出の多くが認知症の症状だったと知りました。

 

 

多少、衝撃もうけました…はい(´-ω-`;)

 

 

認知症になったら人生終わり

認知症になったら何もできない

 

 

祖母の人生は本当にそうだったのでしょうか。

 

 

考え方や捉え方、接し方一つで、

目の前にいる認知症の人の徘徊散歩です。

 

 

祖母と過ごした日々と、
仕事として認知症専門棟で働いた日々。
 
 
もちろん、違います。
 
 
仕事としての介護。
楽しいことのほうが多かったですが、
スタッフ全員がそうとは言えないし、
日々色々なことが起きていました。
 
 
ただ、
暴力を振るう(と言われている)利用者さんから、私は暴力を振るわれた経験がない(°_°)
 
 
その対応方法は、今後言語化していきたいと思います。
 
 

  

おばあちゃんっ子介護士の私は、おばあちゃんのお陰で福祉の仕事に興味をもち、福祉の仕事を続けています。



アルツハイマー病の祖母から、

認知症の奥深さを知るきっかけを与えてもらいました。



認知症で人生終わりなんて、僕がさせない



私も、胸を張ってそう言えるケアニンであり続けたいです。

 



◎ケアニンは自主上映会の映画です。

興味のある方は調べてみてください(*´-`)