①ご挨拶と体調確認
今日はリハビリに出かける日ですね。場所まで少し距離があるので、車椅子で行きましょう。
よく眠れましたか?朝ごはんは召し上がりましたか?
(介護員は膝をつけないかがんだ姿勢、顔色を見て、体調確認)
②車椅子を準備する
車椅子は健側(左側)につける。
椅子の横線の健側延長線から20度の位置に。
レッグサポートを取り、フットレストを上げ(とれるなら取る)、健側のアームサポートもできれば外す。
③利用者の姿勢
・浅く腰かけてもらう。
・深く腰かけているようなら、健側は自分で、患側は介護職が手で押し出すことにより、浅く腰かける姿勢を取ってもらう。
・足底がきちんとついている状態。足を少し開いてもらう。
④車椅子と、椅子のあいだはこぶし一つ分くらいあける。
⑤介護者の姿勢
・介護者は、利用者の患側(左側)に立つ
・介護者の両足で、利用者の両足を挟む。
・介護者の左手で、患側の腰をささえ、患側の足と手をカバーできる姿勢をとる。
⑥移乗
・利用者には、左手(健側の手)で、左側(遠い方)のアームサポートにつかまってもらう。
・利用者のタイミングで、健側の足を軸にして移乗してもらい、介護員は支える。
⑦移乗後の調整
・アームサポートを下ろす
・フットサポートをつけるために、車椅子を少し動かす。
そのために、患側がわの足(左足)を、介護者が少しずらし、健側の足(右足)は自分でずらしてもらう。
⑧姿勢を直してもらう
・浅く腰かけている場合は、健側は自分で、患側は介護職が腰を押して手伝うことにより、深く腰かける姿勢となる。
⑨フットサポートをつける
・レッグサポートがあればつける
・患側から
・健側は、自分でできるようならやってもらう