こんにちは！りえです。
介護をしていると、いつもは大丈夫なのに
急に怒り出したり、
ご機嫌斜めになることが多いなぁ
ということはありませんか？
義母は車に乗ると不機嫌になるような気がして…。
この義母の不機嫌の正体、
私なりの視点ですが、わかった気がして。
今日はこの不機嫌の正体を
あなたとシェアできたらと思います！
どうぞゆっくり読んでいってくださいね。
※2022年の話です。
※義母宅と我が家は徒歩10秒。
義母は義兄と一緒に住んでいます。
考えるきっかけになったのは、
義母の入院予定日(1回目)の帰りのことでした。
3つ前の記事の時の話ですね。
行きのタクシーの中では
運転手さんに失礼な態度をして、
病院では発熱のため入院延期となって。
病院からの帰りはタクシーを利用せず、
電車で帰宅しました。
タクシーだとまた義母が興奮するかも…
と思ったからです。
私は電車の中でも義母が騒いだらどうしよう…
とハラハラしていました。
いざ乗ってみると。
ものすごく落ち着いていて。
タクシーの中の義母とはまるで別人
おとなしく乗車していてビックリしました。
発熱していたから、騒ぐ元気がなかったのかな？
などと思いながら無事に帰宅。
義兄も、電車だと別人のように
おとなしかったことに驚いていました。
夜、夫にタクシー内でのこと、
帰りの電車は落ち着いていたことなどを報告していたら。
ふと思ったのです。
義母は車がダメで電車はOKってことなのかな？と。
車がダメ？
そういえば、初めて利用したデイサービスで、
スタッフさんから、
「お義母さまが送迎車の中で
シートベルトを外して落ち着かない」
という報告があったっけ…。
その頃は自宅の車では何も問題なかったけれど…。
時は流れ、症状が進行したのか、
義母は自宅の車でもシートベルトを外そうと
カチャカチャすることが増えてきて…。
タクシーでもシートベルトを外そうとしていたなぁ。
でも電車やバスは別人のようにおとなしい…。
この違いは何
あ
もしかして、シートベルトが不快なのかも
電車や路線バスはシートベルトがない
でも、シートベルトがなぜ不快なの？
締め付け感ってこと？
それだけなのかな？
そして私なりの予想を元に、
夫にこんなことを聞いてみました。
「お義母さんて、
今までの日常生活で車に乗ることあった？」
夫の答えは、
「そういえば、無いな。」
やっぱりね…。
私の予想はというと。
シートベルトの締め付け感も不快だけど、
そもそもシートベルト自体に
慣れていなかったのでは？
車にも慣れていなかったのでは？
というもの。
夫の話では、義父は車を持たないペーパードライバー。
義母は元々、車の免許を持っていません。
家族旅行なども全て電車と路線バスだったそうです。
義母は今までの日常生活で
車に乗ったことがなかったということです
義母の主な移動手段はというと。
徒歩、自転車、路線バス、電車。
シートベルトとは無縁の生活スタイル。
だからタクシーでは落ち着かず、
バスや電車は落ち着いていたのかもなぁ、と。
では、義母が車に乗るようになったのはいつ？
おそらく認知症の症状が進行し、
自分で通院できなくなったとき。
私や夫が車で連れて行くようになった時かなぁ。
その後はデイサービスの送迎車。
症状が初期の頃は、問題なく車に乗っていたけれど。
もしかしたら、
今までも車に乗ることが慣れなくて
プチストレスを感じていたのかも
症状が進行して、
いろいろ理解できないことが増えてきて。
車に乗ることが慣れていなくて不安だったり、
不快だったのかも…。
義母にとっては
昭和時代の生活が落ち着くのかもしれないなぁ、
と思うようになりました。
車がダメで電車やバスはOK。
確信したわけではないけれど。
感覚の話になってしまいますが、
きっとそうだよ、と思うようになって。
あのタクシー以降、
移動はなるべく電車かバスを利用することにしました。
認知症の方の介護をしているときに、
今までOKだったけど、
なぜか不機嫌になることが多くなってきた、
ということはありますか？
それはどんな時ですか？
もしかしたら、義母のように、
元々慣れていないことだったのかもしれませんね。
また、その方にとって昔からの
「マイルール」のようなものがあるのかも
今までは周りに合わせて過ごしていたけれど、
今はマイルール通りの生活が心地良いのかもしれません。
その方の若い頃からの生活スタイルが
ヒントになるかもしれませんね。
電車に乗る義母の姿を見て、
その落ち着いた様子にビックリしたこと。
義母の不快ポイントを予想し、
義母の過去の生活スタイルを想像したこと。
私なりの視点ですが、
あなたの介護のヒントになったら嬉しいです。
今日もお疲れさまでした。
また書きますね。
おまけの会話
「ここは昔、すごく賑わっていたんだよね…」
「えー！今の様子からだと全く想像できないんですけど。」
「おもちゃ屋とか本屋とかあってさ。」
「もちろん、おもちゃ屋の常連客だったんでしょ？
入り浸っていてさ。
迷惑がられてたんじゃないの？」
「放課後、皆で遊んでたな。
ゲームとかプラモデル買ってた。」
夫と私のある日の会話です。
自宅から近いエリアに商店街があって。
○○商店街と書かれた古びたアーチの門。
昭和感満載です。
夫が昔の様子を話してくれました。
スーパーが2つあって、
義母もよく利用していたそうです。
もちろん移動手段は自転車で。
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