(5-1-6)「現状維持」案の評価『ク.現状維持』 現状を維持するということは、尖閣は日本の固有の領土であり、棚上げ合意もなかったし、そもそも領有権の問題は存在しないという主張を続け、その一方で事実上の棚上げを続けるということである。得られるものは少ないが、失うものも少なく、多くの目標は1点か0点ということになる。 国民の安全、資源の輸入、来日中国人の数など、現在も比較的良好であり、現状を維持すれば現在と同様のレベルが期待できるものについては2点を付けた。