【広島・呉】レイキヒーリングティーチャー『光みつる琴』主宰 須田宏子です


これまで読んで頂き
ありがとうございます


今夜の月は
晦日月
明日は新月


一日  十五日参りする
氏神様 大歳神社




【父  私】これを書き始め
父との事を思い出せて
本当に楽しい 


私が高校3年だった頃
東大紛争  東大女子学生
樺美智子さんが
紛争中に亡くなった
ニュースが突然
テレビで放映された


白黒テレビが我が家にあった
それを見て私は泣いた
父が東大紛争を熱く語り
私はそれに意見をぶっつけた


おぉーそんな事もあった



喜怒哀楽の少ない父だったが
晩年『宏子 散髪してくれるか」
トントンと二階に上がって来る


その頃子供の髪も
主人の散髪もしていた


長女の髪を切り過ぎて
大失敗の巻もあったっけ
主人の口髭も揃えていた



父は時々だけど
予告もなしにやって来る
私は会話を楽しんだ
父が文句を言ったことは
一度もない


終わるとお茶も飲まず
「ありがとの」と言って
そそくさと帰る



それから多分
将棋仲間の集まる
場所に行ったのだと思う


父の後ろ姿が
好きだった


広島の原爆を受けた父
76歳まで良く生きて
くれたなぁと思う

紅葉の新芽も美しい



やっぱり
お父ちゃんありがとう