兵庫県立近代美術館
『テート・ギャラリー展』(1998年)
この展覧会が開かれたのは、
東京と神戸の2か所だけ![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
もう、どーしても見逃せない作品があったので、
実家に帰りがてら出かけましたっ。
(展示総数100点)
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《オフィーリア》
キャンバスに油彩
1851-52年 76.2×111.8
テート・ギャラリー
ミレイと言えば、これ!
というくらい有名な《オフィーリア》。
子どもの頃、初めて読んだ『ハムレット』の本(出版社名は忘れた…)の口絵部分に、この絵が載ってたんです。
溺死しようとしている女性を描いた衝撃的なシーンなのに全然恐ろしくなく、逆に綺麗で感動しちゃいました![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
この場面のシェイクスピアの文章(王妃ガートルードの台詞)も美しいですよね![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
「柳の木が小川に身をのりだし、白い葉裏を鏡のような水面に映しているあたりで、あの子はめずらしい花かずらをつくりました。
垂れさがった枝にその花輪をかけようと柳にのぼったとき、意地悪な枝が折れて、花かずらもろともあの子は啜り泣く流れに落ち、ひろがった衣の裾にささえられてしばらくは人魚のように浮かびながら、とぎれとぎれに古い讃美歌を口ずさんで、まるでわが身の不仕合せなど感じてもいないのか、もともと水を故郷として安らぎにひたっていたのか。
でも、それもつかのま、やがて水を吸いこんだ衣の重さが、あの子の美しい歌声を泥水に沈めてしまいました」
(集英社版 世界文学全集「シェイクスピア」より抜粋)
それから20年以上経って、、、
ようやくこの絵の実物を間近で見ることができましたっ!
あまりの美しさに、
ぞわっと鳥肌が立ちました……
【ジョン・エヴァレット・ミレイ作品集】
『テート・ギャラリー展』、
そのほかの展示作品~![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
ウィリアム・ブレイク
《憐れみ》
紙に色刷版画(インク、水彩で仕上げ)
1795年頃 42.5×53.9
テート・ギャラリー
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ノラム城、日の出》
キャンバスに油彩 1845年頃 90.8×121.9
テート・ギャラリー
ウィリアム・モリス
《麗しのイズー》
キャンバスに油彩 1858年 71.8×50.2
テート・ギャラリー
ウィリアム・モリス作、唯一の油彩画だそうな。
アルバート・ムーア
《庭》
キャンバスに油彩 1869年 174.6×87.9
テート・ギャラリー
アルバート・ムーア
《花》
キャンバスに油彩 1881年 147.3×46.4
テート・ギャラリー
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《プロセルピナ》
キャンバスに油彩 1874年 125.1×61
テート・ギャラリー
ジェームズ・ティソ
《船上の舞踏会》
キャンバスに油彩 1874年頃 84.1×129.5
テート・ギャラリー
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー
《灰色と緑のハーモニー : シシリー・アレキサンダー嬢》
キャンバスに油彩
1872-74年 190.2×97.8
テート・ギャラリー
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《復活の朝》
板に油彩 1886年 84.5×151.1
テート・ギャラリー
ジョン・シンガー・サージェント
《カーネーション、ユリ、ユリ、バラ》
キャンバスに油彩
1885-86年 174×153.7
テート・ギャラリー
デイヴィッド・ホックニー
《クラーク夫妻とパーシー》
キャンバスに油彩
1970-71年 213.4×304.8
テート・ギャラリー
『テート・ギャラリー展』
◆1998年4月15日(水)-6月28日(日)
兵庫県立近代美術館
(現・原田の森ギャラリー)
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『テート・ギャラリー展』(1998年)
この展覧会が開かれたのは、
東京と神戸の2か所だけ
![タラー](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/099.png)
もう、どーしても見逃せない作品があったので、
実家に帰りがてら出かけましたっ。
(展示総数100点)
ジョン・エヴァレット・ミレイ
《オフィーリア》
キャンバスに油彩
1851-52年 76.2×111.8
テート・ギャラリー
ミレイと言えば、これ!
というくらい有名な《オフィーリア》。
子どもの頃、初めて読んだ『ハムレット』の本(出版社名は忘れた…)の口絵部分に、この絵が載ってたんです。
溺死しようとしている女性を描いた衝撃的なシーンなのに全然恐ろしくなく、逆に綺麗で感動しちゃいました
![ピンクハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/083.png)
この場面のシェイクスピアの文章(王妃ガートルードの台詞)も美しいですよね
![グッ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/114.png)
「柳の木が小川に身をのりだし、白い葉裏を鏡のような水面に映しているあたりで、あの子はめずらしい花かずらをつくりました。
垂れさがった枝にその花輪をかけようと柳にのぼったとき、意地悪な枝が折れて、花かずらもろともあの子は啜り泣く流れに落ち、ひろがった衣の裾にささえられてしばらくは人魚のように浮かびながら、とぎれとぎれに古い讃美歌を口ずさんで、まるでわが身の不仕合せなど感じてもいないのか、もともと水を故郷として安らぎにひたっていたのか。
でも、それもつかのま、やがて水を吸いこんだ衣の重さが、あの子の美しい歌声を泥水に沈めてしまいました」
(集英社版 世界文学全集「シェイクスピア」より抜粋)
それから20年以上経って、、、
ようやくこの絵の実物を間近で見ることができましたっ!
あまりの美しさに、
ぞわっと鳥肌が立ちました……
【ジョン・エヴァレット・ミレイ作品集】
『テート・ギャラリー展』、
そのほかの展示作品~
![キラキラ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/088.png)
ウィリアム・ブレイク
《憐れみ》
紙に色刷版画(インク、水彩で仕上げ)
1795年頃 42.5×53.9
テート・ギャラリー
ジョゼフ・マロード・ウィリアム・ターナー
《ノラム城、日の出》
キャンバスに油彩 1845年頃 90.8×121.9
テート・ギャラリー
ウィリアム・モリス
《麗しのイズー》
キャンバスに油彩 1858年 71.8×50.2
テート・ギャラリー
ウィリアム・モリス作、唯一の油彩画だそうな。
アルバート・ムーア
《庭》
キャンバスに油彩 1869年 174.6×87.9
テート・ギャラリー
アルバート・ムーア
《花》
キャンバスに油彩 1881年 147.3×46.4
テート・ギャラリー
ダンテ・ゲイブリエル・ロセッティ
《プロセルピナ》
キャンバスに油彩 1874年 125.1×61
テート・ギャラリー
ジェームズ・ティソ
《船上の舞踏会》
キャンバスに油彩 1874年頃 84.1×129.5
テート・ギャラリー
ジェームズ・アボット・マクニール・ホイッスラー
《灰色と緑のハーモニー : シシリー・アレキサンダー嬢》
キャンバスに油彩
1872-74年 190.2×97.8
テート・ギャラリー
エドワード・コーリー・バーン=ジョーンズ
《復活の朝》
板に油彩 1886年 84.5×151.1
テート・ギャラリー
ジョン・シンガー・サージェント
《カーネーション、ユリ、ユリ、バラ》
キャンバスに油彩
1885-86年 174×153.7
テート・ギャラリー
デイヴィッド・ホックニー
《クラーク夫妻とパーシー》
キャンバスに油彩
1970-71年 213.4×304.8
テート・ギャラリー
『テート・ギャラリー展』
◆1998年4月15日(水)-6月28日(日)
兵庫県立近代美術館
(現・原田の森ギャラリー)
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