最後は、テート美術館とナショナル・ギャラリーで仕入れてきたハガキです乙女のトキメキ


まず、テート美術館から。


John William Waterhouse
'The Lady of Shalott'
1888
Oil on canvas 153×200
Tate Britain
風景写真 カメラ1

有名なこの絵は、実物にもハガキにも人だかりがしてました。
アーサー王物語のシャーロットの姫君だと思います。


J M W Turner
'Study of Fish : Two Tench, a Trout and a Perch'
c.1822-24
Pencil and watercolour 27.5×47
Tate Britain
風景写真 レンズ1

この絵、ターナーなんです。びっくり〜〜 目
日本画かと思っちゃった。
テート美術館には、彼のコレクションだけでなく、デスマスクまであってぶっ飛びました汗


Salvador Dali
'Lobster Telephone'
1936
Mixed Media, including steel, plaster, rubber, resin and paper
17.8×33×17.8
Tate Britain
風景写真 レンズ2

実物は、これ以上に変でした汗


Marcel Broodthaers
'Casserole and Closed Mussels'
1964
Mussell shells, partly painted with polyester resin, in painted iron casserole
30.5×27.9×24.8
Tate Britain
風景写真 レンズ3

実物は、もっと美味しそうでした汗


Rene Magritte
'The Future of Statues'
1937
Oil on plaster 33×16.5×20.3
Tate Britain
風景写真 レンズ4

マグリットの立体作品を見たのは初めて。

そして、とっておきの一枚です乙女のトキメキ


Richard Dadd
'The Fairy Feller's Master-Stroke'
1855-64
Oil on canvas 54×39.4
Tate Britain
風景写真 レンズ5

作者のリチャード・ダッドは幻視家で、特に妖精を見る能力に優れていました。(精神を病んでいたので、との解釈もあるようですが)
この絵は、彼が妖精たちを描いたうちの一枚、《お伽の樵の入神の一撃》。
10年の月日をかけ、カンヴァスの中はびっしり描きこみがなされていますが、ただ一か所、樵の振りあげたハンマーだけは、未着色のまま残されています。


ナショナル・ギャラリーのハガキもどうぞ。


Henri Rousseau
'Tropical Storm with a Tiger'
Canvas 129.8×161.9
National Gallery
風景写真 レンズ1

うーん…
実物はもっと迫力があるんですよぅ汗


Bartolome Esteban Murillo
'A Peasant Boy leaning on a Sill'
Canvas 52×38.5
National Gallery
風景写真 レンズ2

薄暗い片隅にひっそりかかっていたのですが、少年の表情はそこさえ明るく見せていました。
ああっ、このハガキじゃ物足りないです!
もっともっとすてきな表情をしていたのに〜〜えーん


美術館や博物館を見ていて思ったこと。
防火・防犯システムはさておいて、耐震対策がほとんどされていないです。
見ているだけでどきどきするような、水晶から削りだした大皿が、無造作に高台の上に置いてある…
見たところ固定してあるでもないし、日本じゃ考えられないことだなー、としみじみしてしまいました。
(地震のない国というのが、いまいちピンとこないです汗


テート美術館 →

【ロンドン : テート美術館】



ナショナル・ギャラリー(ロンドン)→

【ロンドン : ナショナル・ギャラリー】


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