英国で「博物館に行った」というと第一にあげられるのが大英博物館ですが、個人的にイチ押しするのは、
ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)です。


'Pomona'
Designed by Edward Burne-Jones and J H Dearle, 1885
Woven by William Morris and Co at their Merton Abbey Works, 1900
Silk and wool tapestry
Victoria & Albert Museum
風景写真 カメラ1

タペストリーの連作のうちの一枚。
ローマ神話の果実の女神です。


'Two Cats'
Poster of Steinlen exhibition at Leicester Galleries,
1914
Victoria & Albert Museum

猫・ネコ・ねこ〜三毛猫


'Model of a room in Windsor Castle with ivory and bone decoration and furniture'
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ3

ドールハウス大好き!
いつかはコレクションしたいです乙女のトキメキ


'Ribbon'(part)
English, Coventry, 1860s
From a scrapbook of ribbons
Given by Cambridge University Library
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ2

クリスマスに使いたかったハガキ汗


'Prayer mat or wall hanging'
Mughal, second half of 17th century
Cotton embroidered with silk
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ4

ヴィクトリア&アルバート博物館は、この手のコレクションが充実しています。


'Sampler'
Dutch, late 18th century, signed Jannette Maas
Silk on linen
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ5

実物はもっと細かくて、発色もきれいなんですよぅえーん


J J Walther(1600-1679)
'Strawberries'
Watercolour
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ6

いかにも "博物画" ないちご。
こんなふうに実はつかないよ〜ガーン


The Cast Court, showing 'David' and the 'Dying Slave'
After marble originals by Michelangelo
Victoria & Albert Museum
風景写真 レンズ7

この部屋は石像ばかりで怖いです汗


大英博物館が考古学的価値の高いもの……陶器でも素焼きのものだとか、ほんとに素朴な感じの残る装身具だとかをおさめているのに対し、ヴィクトリア&アルバート博物館は美しい、いわゆる "きらきら・ぴかぴか" 系のものが多くて、特に女性はこっちの方をよろこぶんじゃないかな。
16世紀から現代にいたる銀器のコレクションなんてのもありました。
(ドールハウス用の銀器が可愛かった! ポットとか、きちんと使うこともできるんですよ)
ちょっと変わったところでは、ししゅうのお手本とか、レース編みのパターンのコレクションなども。

ただ…というか、それゆえに…というか、この博物館では目が疲れます。数の多さももちろんですが、"きらきら・ぴかぴか" のあまりの多さに汗
で、特に黄金が使われるのが、キリスト教に関する十字架とか聖体入れのようなもので。
博物館だから仕方ないのですが、十字架だけを様式別に集めた部屋や、教会のミサに使われる黄金のコップ(ワインを入れるらしい)だけを集めた部屋などもありました。


次回は、テート美術館ナショナル・ギャラリーです。


ヴィクトリア&アルバート博物館(V&A)→

【ロンドン : ヴィクトリア&アルバート博物館】


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