このタイトル、
いったいなんのこっちゃ~??ですが……

前回のそのリンさんの記事『現代絵画のいま』
ラストに出ている画像↓を見て気づいたんですよ音符


兵庫県立美術館・ギャラリー棟の屋上に鎮座まします、
オランダ人アーティスト、フロレンティン・ホフマン氏による巨大オブジェ「神戸のカエル」(2011年/高さ10m、幅12m)カエル
最寄りの駅から美術館へのランドマークになってます。
愛称は「美かえる」(みかえる)、「美術館で得た美的センスを各自の家庭や職場に持ちかえることを願って」との意味が込められているそうな。

そんな守護聖人(?)「美かえる」の下に掲示されてる2つの広告パネルのうち、右側のほうのパネルにご注目~~音符

以前、そのリンさんが『風景画に親しむ』で紹介していた、あの作品ですね!キラキラ


本多錦吉郎(ほんだ・きんきちろう)
《羽衣天女》
キャンバスに油彩 1890年
兵庫県立美術館

そう、「翼のある」天女さま~!目
天女と言えば、優雅に空を舞うというイメージだけど、
こんな立派な翼があったら、どんだけスピードを出せるのかタラー
ただいま同美術館で開催中の『2012年度コレクション展 Ⅲ』で観ることができますよ。


それで、、、ですね。
唐突ですが、この《羽衣天女》の左側に並べて展示してみたいと思うのが、こちらなんですキラキラ


ウィリアム・アドルフ・ブグロー
《夜》
キャンバスに油彩 1883年

ポーズが天女さまと左右対称っぽい~目と思って。
片方の肩にかかる衣も、宙に浮いてるところも同じ……
こちらには「翼がなく」、夜の女神像というよりは夜を擬人化したものなのでしょう。
それにしても、ほんと偶然って面白いなぁ!
(あるいは、本多錦吉郎はブグローの《夜》を知っていたとか?)


そんなわけで、この場を借りて
「日仏・天女プチ対決」させてみたかったのでした。
ちゃんちゃん音符


『2012年度コレクション展 Ⅲ』
◆2012年11月17日(土)-2013年2月24日(日)
 兵庫県立美術館
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(神戸市中央区脇浜海岸通1-1-1 HAT神戸内)

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