【一枚の絵・53】

愛知 岡崎市美術博物館
『遥かなるエジプト展 古代人の生活を探る』(1997年)より

青銅 第26王朝(前7-前6世紀)
高さ11.8



『遥かなるエジプト展』に行ってきたよドキドキ
会場の入口にロゼッタ・ストーンのレプリカが展示されてたんだけど、実物は前々から見てみたーい!のよね…。

これは青銅製の奉献像。猫は古代エジプト人によって飼いならされ、崇められて、専用のミイラ棺もあるくらい。
当時、猫の国外持ち出しは固く禁じられてたそうですが、結局は何者かが外へ持ち出し、中東を経て中国やインド、ヨーロッパへと広まっていったのでした(そして、仏教伝来とともに日本へ)。

また、当時のエジプトではすでにガラスをつくる技術もあったようで、破片がたくさん展示されてた。
そのなかの、マリンブルーのガラス片と、あと、メロンクリームソーダのような色をした石でできた小さな十字架(誰かがお守りとして持ってたものなんだろうけど)がキレイだったな~ドキドキ
(1997年8月)


『遥かなるエジプト展 古代人の生活を探る』
◆1997年8月1日(金)-9月23日(火・祝)
 岡崎市美術博物館(愛知)
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岡崎市美術博物館 →
(愛知県岡崎市高隆寺町字峠1)

【古代エジプト 猫の像いろいろ】


一番最後に猫のミイラも登場しますよ。


【2012年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

アケナテン王のレリーフ
新王国時代 第18王朝 アケナテン王治世
高さ22 幅36.5


トトメス4世のレリーフ
新王国時代 第18王朝 トトメス4世治世
高さ42.5 幅42


ホルス神の眼を捧持するヒヒ
末期王朝-プトレマイオス王朝時代
高さ27


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