【一枚の絵・31】

名古屋市美術館
『ひろしま美術館名作展 愛とやすらぎのコレクション』(1991年)より
クロード・モネ
《セーヌ河の朝(ジヴェルニーのセーヌ河支流)》
キャンバスに油彩 1897年 82×93.5
ひろしま美術館



印象派の代表的画家であるモネは、日の出の時間が特に好きであったと言われております。

この作品も、まさに夜明けの情景。
空はほんのり桃色、遠くの川面にはまだ白いもやが立ちこめていて、澄みきった空気が流れているのが肌で感じられるような…。
《睡蓮》のシリーズといい、この絵といい、ホントに彼は水面の一瞬の様子をとらえるのがうまいドキドキですね~。ステキですね~。

この展覧会は、ロマン主義から現代までの美術史をたどっているので、それなりに楽しむことができます。
が……本当の意味での大作・名作は出していないナ?とゆー気がしたのは、わたしだけでしょうか汗
(1991年6月)


『ひろしま美術館名作展 愛とやすらぎのコレクション』
◆1991年6月29日(土)-7月28日(日)
 名古屋市美術館


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【2010年・追記】
そのほかの展示作品は、こちらキラキラ

エドゥアール・マネ
《灰色の羽根帽子の婦人》
キャンバスにパステル 1882年 55×35.3
ひろしま美術館


エドガー・ドガ
《浴槽の女》
厚紙にパステル 1891年頃 71.5×71
ひろしま美術館


オディロン・ルドン
《ペガサス、岩上の馬》
厚紙にパステル 1907-10年頃 80.7×65
ひろしま美術館


オディロン・ルドン
《青い花瓶の花》
厚紙にパステル 1912-14年頃 78×53.8
ひろしま美術館


アメデオ・モディリアーニ
《ある男の肖像》
キャンバスに油彩 1919年 99×65
ひろしま美術館


パブロ・ピカソ
《仔羊を連れたポール、画家の息子、二歳》
キャンバスに油彩 1923年 130×97
ひろしま美術館


マリー・ローランサン
《花束を持つ婦人》
キャンバスに油彩 1942年頃 65×54
ひろしま美術館


【ひろしま美術館 イントロダクションムービー】


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