ドイツで働いていた時の日本食レストランで毎朝、フロアの床を掃除していた方がいました。
モロッコから出稼ぎに来ていた女性の方です。
朝4時から仕事開始と朝早いですが、2,3時間で作業は終了します。
そして週一日休みで毎日仕事をしていました。
私がそこで勤務する前からかなり長く働いていました。
その人は辞めて次に新しい掃除担当の女性が働きはじめました。
同僚の話によると、その以前働いていたモロッコの女性は、モロッコに家を建てたそうです。
はじめは本当かよ?と思いましたが、ある時、あるドキュメンタリー番組を観てそれも可能かもと思いました。
その番組は、モロッコで皮なめしの仕事をする若者の生活に密着するものです。
その番組によると、青年は皮を鳥のふんでなめしていました。
皮をなめすための化学薬品が無いのでしょう。働く環境は最悪です。
鳥の糞をためる貯蔵池に入って、皮をなめすための糞をすくっていました。
臭いとのことですし、衛生状態もよくないです。そんな劣悪な働く環境で、
彼の給料はアメリカドルに換算すると1日たったの2USドル。
1日200円ちょっとですよ。その青年の仕事が特に安いでしょうが、
モロッコの物価自体もドイツに比べて安いです。
そんな社会にドイツで稼いだお金を持ち込んだら、モロッコでは金持ちですよね。
その掃除の女性は、もちろん、他に仕事をかけもちしていたでしょうし、
そのレストランでの給料だけではないはずです。
20分掃除したらモロッコの青年の一日分の給料を稼いでしまいます。
もう日本人には、海外に出て働いて日本に家を建てるモデルは不可能ですが、
発展途上の国の人にとっては、夢がありますね。
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