日本が破綻?!忍び寄る国家破綻とは?
12月24日、2009年度予算政府案が決定しました。
私の印象を一言。
「日本政府は国家破綻へ舵を切った」
一足早く、20日に臨時閣議に提出された財務省原案によると、
09年度一般会計総額 88兆5489億円(前年比+6.6%)
新規国債発行 33兆2940億円(同+31.3%)
となっています。
一方、企業でいうところの売上にあたる歳入はというと
不景気を反映して税収が46.1兆円と落ち込む見込みです。
要は足りない分を新規国債発行やいわゆる埋蔵金
(約205兆円:07年末。財務省)から取り崩して
捻出しているわけです。
この捻出がなければ新規国債の発行額は
約37兆円が必要となり過去最高を記録するところでした。
つまり、
景気が悪いから対策を(財政開放路線へ)
↓
お金がない(税収が減る)
↓
貯金を取り崩そう(埋蔵金から拝借)
↓
足りない分は借金をしよう(国債乱発)
という図式です。
実をいうと国は小泉政権以来、
基礎的財政収支(プライマリーバランス)を2011年度までに
黒字化しよう!という「骨太方針06」を掲げ、財政再建に
取り組んでいたのです。
にもかかわらず、09年度の予算を見ると2011年度までに
黒字化は絶望的となったことはだれの目にも明らかです。
これまでの財政再建の路線を完全に方向転換を示したと言えるでしょう。
つまり、
「最後のタガが外れた」
わけです。
こうなると転落も早いです。
登るのは時間がかかるが転落は一瞬。
誰でもお金を節約するより使う方がはるかに簡単なことは
理解できるでしょう。
今は、「必要な部分だけ」と言っている麻生首相も
「あそこも予算付けたのだからうちも」
「埋蔵金はまだあるのだから」
「さらに景気が悪くなったのでもっと予算を」
と、これまで我慢してきたところが予算確保に動くのは必至です。
そしてこの予算により09年度末の国・地方合わせた
長期債務は804兆円に達する見込みです。
これは国民一人当たり455万円の借金を抱えていることになります。
また世界的に見てもこの長期債務残高は異常です。
国・地方の長期債務残高の国際比較
http://www.mof.go.jp/zaisei/con_03_g05.html
今、借金大国と言われ続け、現在も景気悪化の波に
飲み込まれている米国でさえ対GDPで65.8%であるのに、
日本は170.9%となっており、先進国中最悪、のみならず
断トツの悪さとなっております。
ちなみにアルゼンチンが破綻した時は64.1%でした。
こうなってくると現実味を帯びてくるのが「国家破綻」
私は極端な国家破綻論者ではありませんが、
普通に考えてもその可能性はあると思います。
つまり、日本という国を一つの企業に例えると
借金が804兆円
税収が46兆円
ということは1年分の売上の約17倍借金があるということです。
ちなみに産業再生機構が破綻寸前の企業を支援する基準は
負債が年間の現金収入の10倍以内だそうです。
それ以上は産業再生機構でも再建できない・・・という
ことなのでしょう。
ということは、日本はすでに誰も助けることが出来ない
破綻状態にある、ということです。
では私たち国民は何をすべきでしょうか?
それはまず
「この事実に気づくこと」
です。
こういった国家予算の話は
・わかりにくい
・金額があまりにも大きく実感が湧かない
・ものすごくゆっくりとした動きである
ことから、関心を持たない・持てない人が多いのです。
しかし、国家が破綻してしまえば大変なことになります。
最も被害を被るのは私たち一般国民です。
国家破綻すればどんなことが起こるのでしょうか?
詳細は次回以降でお伝えしたいと思います。