「小林製薬の紅麹原料事件」の日本の報道や国の対応が、「因果関係が存在しない無茶苦茶な間違った報道をしている」問題ですが、詳しい事がわかってきた。

(因果関係が存在しない無茶苦茶な間違った報道をしている箇所)
1番不自然なニュース報道の内容が、
・「小林製薬の紅麹(こうじ)原料事件」では、「腎不全」の症状が出ているが、関連しそうな発見された強い毒素の「プベルル酸」は、そもそも腎不全とあまり関係が無い。
・そもそも、「コレステロールを減らしたい患者が使用しているサプリメントなので、因果関係が、サプリメントが原因なのか?持病の普通の病院が処方している薬で腎不全が引き起こされたのか?の因果関係がはっきりしていない」
など、「因果関係が無茶苦茶で非論理的」であり、「むしろ冤罪の可能性すら出てくる」程度の低い情報信頼性の情報を根拠に、この事件報道がされている事に、著しく違和感を感じる。

(「小林製薬の紅麹原料事件」の追加報道でわかった内容)
・今回、問題になっているロットは、「小林製薬の老朽化して閉鎖直前だった大阪工場で作られたロット」だった。
・通常の「小林製薬の紅麹」の成分と、この「小林製薬の老朽化して閉鎖直前だった大阪工場で作られたロットの紅麹」の成分との詳細な成分分析で、唯一違っていたのは、「通常は入らないはずの、アオカビから発生し、毒性が非常に高いとされる「プベルル酸」が検出された」
・そこで、現在、「小林製薬の老朽化して閉鎖直前だった大阪工場」の中で、「アオカビ」が混入可能な箇所が無いか?チェックしている。
また、「小林製薬の老朽化して閉鎖直前だった大阪工場」から、「和歌山工場に設備は移したので、そちらの方でも、設備に「アオカビ」が混入可能な隙間などがないか?チェック点検をしている」
・「アオカビ」などの毒素は、ウイルスや病原体と違って、「熱で消えたりしない」ので対処が難しい。
・ただし、「プベルル酸で死亡する事はある」ものの、「プベルル酸で腎不全になったという事例は聞いた事が無い」など、因果関係が無茶苦茶で、「今回の小林製薬の紅麹原料事件での死亡者は、腎不全で亡くなっている」事から、「正常な刑事科や鑑識だと因果関係が存在していないという無茶苦茶な冤罪事件の発生」となる。

(「紅麹」に関係する、欧州の過去の健康被害腎不全規制物質は、「シトリニン」)
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUF291240Z20C24A3000000/
『紅麹は蒸した米や麦などの穀物をカビの一種である紅麹菌で発酵させたもの。発酵により紅色になる。伝統的に中国の酒や沖縄の「豆腐よう」や漢方薬の原料である生薬などに幅広く使われてきた。
ただ紅麹菌の中には有害物質「シトリニン」をつくり、腎臓の病気につながるものもある。欧州では過去に健康被害が報告されている。EUの執行機関である欧州委員会は2014年にシトリニンの基準値を設け、規制を強化した。
スイスでは紅麹を成分とする食品の販売が違法とされ、フランスはサプリメントを飲む際は医師に相談するよう呼びかけている。小林製薬によると、同社のサプリはシトリニンを合成する遺伝子がない紅麹菌の株を使っている。2月上旬から成分の分析を進めたところ、原料からシトリニンは検出されなかった。

(ベニコウジ色素)
紅麹菌由来の製品では食品添加物のベニコウジ色素があり、チョコレートやカップ麺などに用いられる。ただ、これは紅麹菌の培養液から抽出した色素で、問題になっているサプリなどの原料とは別だ。』

(紅麹の4つの効果をご存知?【胃や肝臓に副作用が起こる可能性も】)
http://xn--o9j592picar41ae8dgva.com/%e7%b4%85%e9%ba%b9%e3%81%ae%ef%bc%94%e3%81%a4%e3%81%ae%e5%8a%b9%e6%9e%9c%e3%82%92%e3%81%94%e5%ad%98%e7%9f%a5%e3%80%90%e8%83%83%e3%82%84%e8%82%9d%e8%87%93%e3%81%ab%e5%89%af%e4%bd%9c%e7%94%a8%e3%81%8c-12780
『麹はカビの一種で麹菌の仲間です。糸状菌を米や麦、大豆などの穀類に繁殖させたもので、色によって黄麹菌、黒麹菌、紅麹に分かれます。
沖縄県では黒麹菌を泡盛や豆腐用などに使用しますが、一般的には黄麹菌が広く使われています。酒や味噌、醤油などの発酵食品を作る際に使用されています。
今回ご紹介する紅麹は、鮮やかな紅色をしていることからそのように呼ばれています。紅麹色素は、培養した紅麹カビをプロピレングリコールやエタノールなど水溶性の溶剤で抽出したものです。
アンカフラビン、モナスコルブリンが色素の主成分であり、別名モナスカス色素とも呼ばれています。古くから中国や台湾で漢方薬として重宝され、紹興酒、紅酒、老酒、野菜の漬物、炒めものにも利用されてきました。』

という風に書いてある通り、
・「紅麹」に関係する、欧州の過去の健康被害腎不全規制物質は、「シトリニン」
・小林製薬によると、同社のサプリはシトリニンを合成する遺伝子がない紅麹菌の株を使っている。2月上旬から成分の分析を進めたところ、原料からシトリニンは検出されなかった。
のように、今回の「紅麹」に関係する、「腎不全」、「腎機能障害」を引き起こす物質は、「シトリニン」であって、「プベルル酸」は、そもそも腎不全とあまり関係が無い。

警察の鑑識が、「心臓病で死んだ人」を「肺炎で死んだ」と偽って報告したら「冤罪」となるように、「因果関係が無茶苦茶な報道は冤罪を作る」(「プベルル酸で死亡する事はある」が、「腎不全で死んだ」という因果関係とは無関係なので、「プベルル酸」が検出されただけだと、今回の事件とは因果関係が無関係な可能性も高いので、それだと「未解決事件の冤罪事件発生」となってしまう)
今回の最初の「小林製薬への報告」は医者が行っているのだが、
・おそらく、医者が知っていた過去の文献では、『「紅麹」の腎不全に関する健康被害で欧州での規制があった』という辺りまでは知っていたが、『「紅麹」で腎不全を引き起こす原因物質は、「シトリニン」だ』という事は知らなかった。
ような経緯で、「間違った医学的エビデンスを根拠にしている」所に問題点がある。
・小林製薬によると、同社のサプリはシトリニンを合成する遺伝子がない紅麹菌の株を使っている。2月上旬から成分の分析を進めたところ、原料からシトリニンは検出されなかった。
と書いてあるように、腎不全関係で欧州で規制対象になっている「紅麹」関連物質の「シトリニン」とは、今回の事件はそもそも無関係なので、「因果関係が無茶苦茶な報道をしている」

(単純な「漢方薬」の知識不足の時代に入ったからではないのか?)
もともと、中国から日本に伝わってきた「漢方薬」ですが、中国原産の植物など、江戸時代などの古い時代には、日本ではなかなか手に入らないので、「和漢方」や「和漢薬」と言って、日本で手に入る植物などの素材で、薬効のある素材を使うという「和漢方」という知識がかつての日本人にはありました。
基本的には、「漢方薬」と同じで、「服用の仕方を間違うと毒になる」ものです。

<漢方薬用語>
・「誤治」(漢方薬では、先に患者の体質を診てから、処方する適切な漢方薬を選ぶ。間違った体質の人に漢方薬を処方する事を「誤治」と言って、「かえって病気になる」。当然、「素人判断で、サプリメント生薬を「誤治」状態のまま服用すると腎不全などになります」。この「腎臓、肝臓を痛める」という副作用は、西洋医学でも漢方でも、「強い成分の薬を飲むと、腎臓、肝臓で主に強い成分の処理をしているので、強い成分の薬を無知なまま服用し続けると、腎疲労、肝疲労状態になっていき、それでも、無知なまま服用を続けた場合、腎臓や肝臓といった臓器が壊れます)
・「壊病」(誤治の状態のまま飲み続けていると、バランスの崩れた悪い体質に変わってしまうこともあります。これを壊病といいます)
https://cocoromi-mental.jp/cocoromi-ms/other/herbal/kanpo-side/

・「証」(漢方で診る時の「体質」の事)
https://cocoromi-mental.jp/cocoromi-ms/other/herbal/constitution/

・「瞑眩(めんげん)」(漢方薬服用中の好転反応の事。きちんと体質にあった正しい漢方薬を処方して、ある日数経つと、例えば、自律神経失調であれば、「それが治り始めて、いい体質に体が作り変えられ始めた時期」に入ると、「もの凄く気持ち悪い症状が出る」。この時期を、「瞑眩(めんげん)」と言って、ここまでくると、今度は、漢方薬の服用をやめても、「いい体質に体が作り変わっている」ので大丈夫です。「瞑眩(めんげん)」が発生しているのに、漢方薬を服用をし続けると体調を壊してしまうので、ここの「漢方薬服用のやめ時」の判断も重要です。)
https://kanpo-herbs.com/blog/kanpou/mengen/

通常、「瞑眩(めんげん)発生時の気持ち悪さ」も、「誤治、壊病の副作用」も、「とにかく、生薬や漢方薬や一般の西洋医学の薬も、"何かおかしい"と感じたら、早期に服用をやめれば、2週間位で、元の健康な体に戻ります」

(もう1つの可能性。「コロナワクチン」が強すぎるので、体への負荷が強すぎるので、他の一般の薬やサプリメントなどの処理能力が減っている可能性がある)
現在、「コロナウイルス後遺症」、「コロナワクチン後遺症」として、欧米の統計データでは、上位に、「帯状疱疹」とかが出てきている。
その他、最近では、「大人が、RSウイルスへの耐性が減っている」傾向が出ている。
前から、自分が何度も指摘しているように、
・医療凡ミスとして、「人間の体は、血中にある栄養素などのリソースには上限があり、血管の太さも上限があるので、できる優先順位の事は限られています」
「人間を、コロナウイルス専用の除去フィルターのような生き物に作り変える」のであれば、コロナワクチンブースター接種5回とかやればいいわけですが、「人間が社会生活で移動などしていく中で、コロナウイルスだけが危険なウイルスや病気というわけではない」ので、「人間を、コロナウイルス専用の除去フィルターのような生き物に作り変える」ような手法を使ってしまうと、「人間は通常ならば処理できている、「帯状疱疹」、「RSウイルス」をはじめ、普段は悪さをしない常在菌や、人間と共存状態の「虫歯菌」、「水虫菌(人体にはえるカビ)」とかを、人間の免疫系で抑えられなくなっていきます(要するに、コロナワクチンブースター接種後の今の時期には、軽いエイズのような免疫不全状態が現在発生している傾向が見られる)」
当然、この状態の体質にある人間は、「薬やサプリメントを処理できる能力の低減」が起きているわけなので、「今まで大丈夫だった、サプリメント、生薬、漢方薬、西洋医学の薬の、そのままの分量を処方してしまうと、腎不全や、肝臓へのダメージなど、薬を処理する臓器への大きい負担がかかる」ので、最悪死亡する。
といった事が起きていると、自分の判断の見方では、その線も存在する。

(まとめ)
まず、今回の「小林製薬の紅麹原料事件」については、「因果関係が無茶苦茶な間違った報道がされている」という異常性があって、「冤罪の可能性」も高くなっている。
・日本の今回の事例だと、「腎機能低下と、腎不全で死亡している」ので、その因果関係だと、『過去の欧州の紅麹健康被害の腎不全の原因の「シトリニン」規制』という事を、まず第一に報道しなければいけないのに、そういう報道をしていない異常性があり、それだと「冤罪」になってしまいかねない。
・小林製薬によると、同社のサプリはシトリニンを合成する遺伝子がない紅麹菌の株を使っている。2月上旬から成分の分析を進めたところ、原料からシトリニンは検出されなかった。

という事は、
・そもそも、「コレステロールを減らしたい患者が使用しているサプリメントなので、因果関係が、サプリメントが原因なのか?持病の普通の病院が処方している薬で腎不全が引き起こされたのか?の因果関係がはっきりしていない」
・「報道などのストレス」で、普通に、成人病などの傾向のある人の体質悪化で、普通に、「腎機能の低下」などは発生してしまうので、その状態で、「同じ分量で服用をし続けた場合、腎臓、肝臓には大きい負担がかかりすぎる」ので、それだけでも、腎不全は発生してしまう。

これに加えて、
・日本人の「和漢方」知識の欠如というか、欠落の時期に、現代社会はあるので、「間違った漢方薬の知識」で無知なまま、「気持ち悪くなったり、体質が悪化している事を患者本人が知りながら、"生薬は食品だから安全だ"といった間違った知識で行動していなかったか?
といった、「教育不足」の問題点の方が、今回の「因果関係が無茶苦茶な報道」よりも、納得がいく結論が出やすい。
アメリカかぶれで、「日本人の精神」が無くなってしまった事に問題があるのでしょう。(学校などの「教育」も、なぜか?「敗戦」後に、アメリカかぶれだけとなり、「日本人の知識の伝授」が消えてしまったから)

(腎臓病と漢方薬)
https://www.yokohama-kampo.com/contents/kampo_022.html
『腎臓は、一生懸命働き者で、悪くなっても、悲鳴をなかなか上げてくれません。
血液検査で、はじめて異常が出たとき(クレアニチン値の異常)は、その機能の7から8割は、失っているのが、現実です。
病院で、「腎臓機能に、異常なし」とされていても、実は、安心できません。
いつのまにか、食品添加物や免疫異常やストレスや加齢や糖尿病や高血圧や肥満や感染症(気管支炎など)等々が、原因で、腎臓は、少しずつ、その機能を失いつつあるのです。
唯一、指標となるものは、タンパク尿ですね。
健康診断で、「尿にわずかにタンパクが、出ていますが、特に異常はありません。様子をみてください。」といわれることが、よくありますが、これこそが、腎臓機能の異常の始まりなのです。
タンパク尿を侮ってはいけません。後悔することになります。
本来は、尿に、タンパクは、出てはいけないのです。
腎臓に、炎症があって、少しずつ、腎臓を形作っている細胞が、壊れたときに、はじめて、尿にタンパクが、検出されるのです。』

(「特に心配のない尿の泡立ち」と「病的な尿の泡立ち」)
https://ishimura.clinic/%E5%B0%BF%E3%81%8C%E6%B3%A1%E7%AB%8B%E3%81%A4
『尿が泡立つ、と心配されて受診された方のうち、実は一番多い原因が、単に「脱水で尿が濃い」ことだったりします。これは特に病気ではなく、正常な状態です。
腎臓はとても優秀な濾過装置です。体内の水分量を敏感に察知し、これが多すぎる場合は尿の量を多くし、少ないときは尿の量を減らします。仮に脱水傾向の場合は、体内の水分量を保持するために尿量が減ります。すると、尿中の「ウロビリノーゲン」という物質の濃度が濃くなります。「ウロビリノーゲン」は肝臓で作られた「胆汁」が、一部代謝されて尿に出てきたものです。この「ウロビリノーゲン」が「界面活性作用」を有するので脱水状態では尿が泡立ちます。
夜間眠っている間は水を飲まないので朝一は脱水傾向のことが多く尿が泡立つのです。また、ウロビリノーゲンは酸化するとウロビリンという物質に変化しますが、ウロビリンは黄色い色をしているので、朝一の尿の色は泡立つだけでなく色も濃くなります。』

男性の場合には、「射精をした後」や「長期間、射精せずに我慢し続けた日」などは、「特に心配のない尿の泡立ち」や、健康診断の尿検査で、「タンパク尿」気味の診断が出る事はありますが、これは、通常は、病気ではありません。(「成人病」、「糖尿病」とかのいろいろな病気に関する数値が変でなければ)

漢方薬では、「瞑眩(めんげん)発生時の気持ち悪さ」も、「誤治、壊病の副作用」も、「とにかく、生薬や漢方薬や一般の西洋医学の薬も、"何かおかしい"と感じたら、早期に服用をやめる」という知識を持っている事が前提で服用するものなので、「生薬は食品のたぐいだから」という無知な発想で飲んでいる事自体が、そもそもおかしく、「テレビゲームのポーションやエリクサーではないのだから、一般の西洋医学の薬にしても、ポンポン、ラムネでも食べるような感覚で、副作用が必ずある薬を飲むべきではありません」(副作用の無い薬はありません。健康な人は、薬は飲んではいけません)

・日本人の「和漢方」知識の欠如というか、欠落の時期に、現代社会はあるので、「間違った漢方薬の知識」で無知なまま、「気持ち悪くなったり、体質が悪化している事を患者本人が知りながら、"生薬は食品だから安全だ"といった間違った知識で行動していなかったか?
という事が、今回の真相だった場合には、「知識や教育不足に問題がある」というのが真相なだけで、「冤罪事件」となります。
「現代人の知識や教育不足に問題がある」という部分を何とかしないと、「全ての薬は販売停止になります」

 

(「オーバードーズ(過剰摂取, overdose)」に対しての国の指示の書き方が間違っている)
「薬は用法・用量を守って正しく服用しましょう」と書かれている意味は、「オーバードーズ(過剰摂取, overdose)」をしないようにする目的なので、変な誤解を招くので、正しくは次のような意味です。
・「今の自分の体で耐えられる分量以上の薬、生薬、漢方薬、サプリメントは服用しないで下さい」
・「体が弱っている時は、少量の薬の処理しか臓器ができませんから、服用をしないか、あるいは、極少量に薬の使用量を減らすかする必要がある」
・「体の処理能力を超えた強い薬、生薬、漢方薬、サプリメントを服用すると死にます」
「体が弱っている時に、体の処理能力を超えた強い薬を飲んだら死ぬ」は当たり前で医者ならば誰でも知っている事でしょう。
「薬は用法・用量を守って正しく服用しましょう」と書かれている意味は、「オーバードーズ(過剰摂取, overdose)」をしないようにする目的なのに、この国の書き方の、「薬は用法・用量を守って正しく服用しましょう」だと、「体が弱っている時には、必ず、オーバードーズ(過剰摂取, overdose)になる」という馬鹿な書き方をしている事に問題がある。
今回の件は、
・「体が弱っている時に、体の処理能力を超えた強い薬を飲んだら死ぬ」という「オーバードーズ(過剰摂取, overdose)に対しての知識不足、勘違いが原因」なのではないか?

マスコミや国は馬鹿なんじゃないのか?