屋久島旅行記 ～やってしまった！～
南米旅行記 は1週間ほどお休み中です。
屋久島3日目
前日、縄文杉へ到達した後遺症をふくろはぎいっぱいに抱えたまま、3日目はぶらぶらして帰るだけです。
鹿児島までのフェリーは昼過ぎに出るので、午前中は近くをふらふら。
お土産を物色し、カキ氷を食べ
昼ごはん
を食べて、フェリー
乗り場に向かいました。
フェリー乗り場は行きと違って、ものすごく空いています。
曜日の関係かなーとか言いながら、クーポンを乗船券に換えようとチケット売り場でクーポンを出すと、
全く理解できない単語が返ってきました。
このフェリーはもう一つの港から出ます。
・・・・・
は？？？？
何とびっくり、到着と違う港からの出航でした。
フェリーが出るまであと30分。
初日にレンタカーで走った感じからは、ぎりぎり間に合います。
が、とりあえず、
もう一つの港までどのくらいかかりますか？
と聞いてみると、回答は、
今からでは間に合いません。
そんなことは聞いてない！
間に合うかじゃなく、どのくらいかかるか聞いてるんだ！
なんて、言っている場合でもないので、聞き方を変えることにします
タクシーはどこから乗ればいいですか？
今は止まってないと思いますよ。呼ばないと。
じゃあ今すぐ呼んでください。
今からだと間に合いませんよ。
だからそんなことは聞いてない！
そこで、でも今すぐ呼んでください！と言えればよかったのですが、友人と、うーん、どうしようと
数分迷ってしまったのが致命傷になりました
。
でも、友人はどうしても今日中に関西に帰らなければならない。
何とかできないものかと、思いつく限りの策をシミュレートしてみます。
次のフェリー
は何時ですか？
○○時（夕方）ですけど。
じゃあ、もう一つの港から出るやつは？
○○時です。
鹿児島空港から伊丹空港への最終便は19時過ぎ。
間違いなく間に合いません。
（友人） 新幹線
はどう？
携帯で調べた結果、16時半頃に鹿児島駅を出ないとだめなので、もっと無理です。
夜行は？
うーん、走ってないなー。
携帯では調べきれませんでした。
鹿児島に泊まって朝一の飛行機で帰ろうか。
仕方がないなー。
伊丹空港に到着が一番早くても9時10分になるので、友人はかなり厳しいのですが、
他に選択肢もなさそうです。
次のフェリーの座席は空いてますか？
空いてますよー。
と、いうことで、やむを得ず、フェリーで鹿児島まで行って、一晩泊まり、朝一の飛行機で帰ることに
なり・・・
かけました。
が。
ん？
ふと頭の中を何かがよぎりました
すぐに携帯で確認します。
そして、
飛行機なら間に合う！
そう、屋久島から飛行機で鹿児島空港まで飛ぶと言う選択肢がすっかり抜けていました。
調べた結果、鹿児島空港から伊丹に飛ぶ予定の便には十分に間に合います。
すぐに屋久島空港のＪＡＬに電話をして、予約を入れます。
その結果・・・
無事予約が取れました
いやー、どうなることかと思いました。
今までも、パリで列車の駅を間違えて走ったり、飛行機に乗り遅れる寸前までいったりとかはありましたが、
実際に旅行で乗り遅れたのは初めてでした
国内なので、何とかなると思って、あまり確認していなかったのが、こんなことになるとは。
まあ、何とかなったのですが。
そして、屋久島空港でようやく落ち着いて、乗る便を待つことにします。
名誉総裁賞を取った、ぽんかんもなか↓
どうせ、屋久島の名誉総裁とかだろうと思ったら、
寛仁親王（髭の殿下）でした
。
飛行機はそこら中で落ちまくっているボンバルディア
乗りたくない～なんて、選択肢はありませんでした
ところで、飛行機を待っているときに友人曰く、
そういや、あのフェリーの受付の人、落ち着いてたよなー。しっかりしてたよね。
違います。
ん？飛行機なら間に合いますって普通言うよね？
そう、あせる二人を尻目に、なーんにも言ってはくれませんでした。
自社に不利益なことは言わないということなのか、単に他人事だからどうでもよかったのか。
ま、クレジットカード情報を垂れ流すオリックスに比べれば、ましですけどね
。
そして、画策していた鹿児島市でのしろくまくん にもありつけず、関西に戻ってきました。
まあこんな旅行もたまにはいいかなーなんて思ったり。。
（追記）
ちなみに・・・フェリーに乗ったとしても、20：00発の飛行機で鹿児島空港から羽田に行き、
羽田から朝一に伊丹に飛べば、7：30に到着できました。 でも、パソコンがないと無理ですこれは。
と、いうことで、屋久島旅行記は終了です
いや、短くまとめるって大変だ。
明日からは、再び南米旅行記を再開します
。
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