難破したクルーズ船
2日目-①
今日の目的地はいきなりパルテノン神殿です。
が、その前に、翌日のエーゲ海クルーズの申し込みを
しにいきます。
現地ツアーを申し込みたい時、私とるんがよく使うのが、現地の
日本の旅行社です。
意外?とJTBやHISなどの支店が海外にはたくさんあります。
代理店なのでしょうが、一人でやっているところから意外と
大勢いるところまでさまざまですが、日本語が通じると
いう点で、非常に重宝します。
値段も日本語ツアー等を特別オーダー
しなければ、
基本的に現地の旅行社と同じです。
アテネでも、エーゲ海クルーズを申し込むために、
現地のJTBを訪れました。
実は、このエーゲ海クルーズ、日本を出発する直前に、テレビ
では船が座礁して救出された日本人たちの映像が
流れていました。
300人の乗客のうち、100人くらいが日本人だったようです。
「怖かったー」なんてコメントも流れていました。
なので、もしかしたら、ツアーが中止になっているのではという
恐れを抱いていました。
恐る恐るJTBで申し込むと・・・
「じゃあ明日に申し込んでおきますね明日はちょうどストライキ
で交通機関が全部止まりますので、絶対アテネ以外に出るのは
正解ですよ」 と言って、座礁には触れもしません。
もちろん気になるので、
「あのーツアーは催行されるのですよね?」
と確認をすると、
「365日やってますよ」
と朗らかな返事が返ってきます。
「えーっと、そうじゃなくって、先週、船が座礁してたじゃない
ですか?」
と聞くと、
「あー、大きな船がだめになったのでちょっとだけ小さい船で
運行しているみたいですよ」 という回答でした。
「なるほどー」
って、
そういう問題かい!!
座礁したこと云々よりも、船が確保できるかだけが問題と
なっていたようです。
これが日本なら、責任がどうこうといちゃもんをつけられ、原因を
追求して、解明できるまでツアーは催行中止にさせられるんだろう
なーと思うと、国民性の違いをかなり感じます。
ま、それはともかく、ツアーが催行されるのであれば、とるんには
文句は全くありません。
ま、3日間出発が早ければ、座礁した船に乗って
いた訳ですが。
こういう事件・事故関連には近寄りながらもなぜか、普段の行いの
おかげで避けることが出来ています。
10年前のトルコ大地震の時も、10日後が出発だったので無事、
地震には遭遇しませんでした。
ブルーモスクが死体置き場になっているという噂を耳にしながら。
(注:結局、ブルーモスクは大丈夫でした)
なにはともあれ、エーゲ海クルーズの予約を確定して
アテネ観光に入ります。
いよいよ、いきなりパルテノン神殿です。
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