成田空港到着直前。その時機内は?
現地速報終了と2回書いた人がいたような気もしますが、
荷物を片付けるのが嫌でちょっと現実逃避を。
今回の南米旅行も11回目の最後のフライトに入り、
シャンペン×2 → 赤ワイン→ デザートワイン
と、若干飲み過ぎ気味のとるん。
8時40分成田到着予定が6時過ぎには目を覚ましました。
朝食も終わり、7時30分頃にはファーストクラスの乗客も
ほぼ全員起き出し降りる準備をしています。
そして、全員の上着がCAから配られ、後1時間くらいで
南米旅行も終了です。
ファーストクラスの座席とも当分お別れかーと思いながら
前を見ていると、チーフパーサーが乗客一人一人に
挨拶をしていっています。
このチーフパーサー、離陸前にも全員の座席に行って、
「私はチーフパーサーの○○です。皆様のお世話を・・・」
と挨拶をしてくれました。
さすがはファーストクラス!と感心していたのですが、
私とるんの順番になり、チーフパーサーがやってきて挨拶を
始めます。
「アイムソーリー」
(「へ?」)
思わぬ言葉から始まりました。
「フェデックス バーン ナリタエアポート クローズ
ウィ ゴー トゥー ナゴヤ」(順不同)
(「ハイ??」)
とるんのつたない英語力を全く駆使しなくても、フェデックスが
事故って成田が使えないから名古屋に行くと言っています。
それでも自分の語学力は全く信用していないため、日本人CAに
聞きに行くと、やっぱりそのようです。
その後、機内アナウンスが入り、同様のことが告げられます。
その時とるんはふと気付きました。
「ん?名古屋で降りれば成田で降りるよりもはるかに
早く関西に到着するのでは?」
思い立ったらすぐ行動。
CAに、「名古屋で降りることって出来るの?」と聞いてみます。
回答は、「分からないけど希望は伝えておく」と親切な返事が
返って来ました。
さすがはルフトハンザです。
実際どうなるかは別にして、応対には素晴らしいものがあります。
しばらくすると地上係員が乗り込んできて、機長と話をしています。
成田に飛べるのか、現状を説明しているとのことです。
そして、9時を過ぎていきます。
(注:もちろんCAを通してチーフパーサーの許可は取っています)
さらに約20分後・・・
30分ほど待機するということだったのですが、20分後くらいには
再びチーフパーサーが乗客一人一人に状況を説明しています。
私とるんのところには・・・日本人CAが来てくれました。
成田は最低8時間閉鎖されるので名古屋で全員降りるとのこと。
その時には既に携帯で2人意識不明の重態で病院に運ばれた
ことも知っていましたので、喜べはしませんでしたが。
その後、乗客に状況説明の機内アナウンスが流れます。
そう、ファーストクラスの乗客への説明が終わってから
機内アナウンスがされるようです。
うーん、こんなところにも、高いお金を払った人に対する
心遣いがあるんだとは。
隣の外国人ビジネスマンからは、
「車で行くとどのくらいかるの?」「電車では?」
なんて質問をされました。
車では6~7時間、電車(新幹線)では2時間。
でも車で行く選択肢は私にはないよ。
と、回答しました。
く、くるまって。
それを聞き、「電車の方が早いって」と、仲間と相談を
しています。
えーっと、そういう(時間だけの)問題?
まあ、160万円くらいするファーストクラスに乗る人の感覚から
すれば、会議に遅れる方が余程大損なのかもしれません。。。
ま、よく分からない世界も垣間見ながら、東京までの交通費は
航空会社負担の紙を受け取り(後日実費精算するようです)、
空港を出ます。
中部の方が成田より安く帰れるんじゃないのなんてことは
決して考えてはいけません。
さて・・・現実逃避もそろそろ終わるかなということで・・・
今度こそ・・・
速報は終わりです・・・多分。
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