コンヤの街
4日目-④
大満足のピデを食べた後は、コンヤの街をちょっとだけ見学します。
コンヤは11世紀から13世紀にかけて存在していたセルジュク・トルコ
の首都になっていたところです。
いわゆる古都。
日本で言えば、京都や奈良といったところでしょうか。
まず最初に写真を撮ったのはインジェ・ミレーナ神学校。
(ツアーは写真を撮るためだけに、バスが止まって
くれるんです!)
13世紀に建設されたイスラム神学校です。
細かい彫刻等が随所に見られ、セルジュク・トルコ時代の
代表建築物らしいですが、もちろんゆっくり見る時間は
ありませんでしたので、写真だけ撮って、バスはすぐに
発車します。
そしてコンヤ唯一のストップ場所がメヴラーナ博物館。
旋回舞踊で世界的に有名だったメヴラーナ教団の総本山
(立派な宗教団体)だったところらしいです。
え?旋回舞踊って有名なの?
なんてことは、聞いてもいいのかどうかが分からなかったので
聞きませんでしたが、まあこのようなものらしいです。
http://www.asahi.com/culture/stage/koten/TKY200708240260.html
残念ながら、博物館内は撮影禁止でした。
このメヴラーナ教団は、トルコの父たる初代大統領ケマル・
アタチュルクの政教分離政策によって解散し、かなり経ってから
文化資産として、博物館がオープンしたとの頃です。
ちなみにケマル・アタチュルクは近代トルコの基礎を築き、
トルコの父
として、いまでも絶大な信頼がよせられています。
トルコがここまで西洋と肩を並べるくらいに成長できたのは
すべてこのアタチュルクのおかげだとのこと。
イスタンブールの国際空港はアタチュルク空港。
全国的にアタチュルク通りというものがありますし、現代の法律の
基礎はすべてこのアタチュルクが制定したものだそうです。
現状を見ていると、"トルコの父"というよりは、トルコの神と
言った方が近いような気もしますが。
このケマル・アタチュルクについての詳細はまた後日にでも。
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