会社で出世したがらない人が増えた理由。 | 上海在住10年・億超え企業経営の須野テツが教える海外起業への最短距離

上海在住10年・億超え企業経営の須野テツが教える海外起業への最短距離

「海外起業」って難しそう?いえ、ビジネス・商売の基本は世界中どこでも同じ。秘伝のスパイスをパパっとふりかけるだけで外国人にも売れるようになります。1日で2億935万円を売った須野がひとつひとつ分かりやすく伝えます。

須野です。おはようございます。


今、わが社のトップコピーライター(Lさん)が
新人さんたちに講義をしています。



教科書を読み聞かせたあと、
習ったことを使いながら、実際にコピーを書かせるという
なかなか実践的なヤツです。



よいコピーライターが一人でも二人でも
育ってくれるといいなぁと思います。



さて。



■Lさんの講義を聞きながら、なんとなくネットを

うろうろしていたのですが 笑


こんな記事が目に留まりました。




「最近の20代、30代は会社で出世したがらない」




らしいですね。



というか、私もサラリーマンのとき、

そんなに出世したかったかというと・・・



そんなにしたくなかったですね。笑



私の場合、会社がブラック寄りで

(これはレポートにも書きましたが)

上司や幹部たちがぜんぜん幸せそうに見えなかったのが原因です。



みんな、めっちゃ働いていましたが

その頑張りの結果得られるリターン

(つまり出世して、給料はあがるけどもっと責任や仕事量が増えるということ)

が、不均衡なんじゃないか?



と、若いながらに思ったわけです。



で、ついつい早まって会社をやめて

中国に来ちゃって、苦労の日々がはじまるわけなのですが・・・w



それはまた別のお話。




■で、記事によると出世したがらない理由にはふたつあるそうです。


1.副業があるから
2.仕事以外の時間を大切にしたい


の二つが挙げられています。



それはそうでしょうけど、

昔は違ったわけですよね。



きっと、今の60代くらいの人がこの記事を読んだら、



「今の若者はけしからん!副業なんてせずに会社の仕事に100%
 
 打ち込むべきだ!
 
 自分の時間を大切にしたいのは分かるが、
 
 出世を拒んでまですることじゃない!
 
 出世して、会社により貢献できることを喜べないなんて
 
 理解できない!」




っていう風に思うのでしょうね。。



■この世代差、どこから生まれるのでしょうか?




やっぱり昔の人は勤勉で、今の若者は怠惰なのでしょうか?



私は、そうは思いません。



身もフタもない言い方ですが、昔は



「会社の仕事に打ち込めば、そうするだけのリターンが望めた」



というだけのことです。



会社で必死に仕事をし、サービス残業もいとわず、

時に理不尽なことを言う上司に文句もいわず、

休日も返上して、家族や自分の時間も省みずに



仕事をすれば、


・一生会社に面倒見てもらえて

・年々収入はあがり

・ポストも回ってきて自尊心も満たせる



っていう時代だったからですよね。

会社に人生あずけたら、それだけの見返りが期待できたんです。



でも、今はそうじゃないですからね。



・一生面倒見てもらえる?



いや、ないない。どこの有名企業、大企業だって

数千人単位でリストラする時代です。

ひょっとしたら会社がなくなってしまうこともあるかも知れない。




・年々収入上がる?



ないない。むしろ微妙に下がっているケースも多い。



・ポスト回ってくる?


ないないない。40代でもなんのポストもない人も

珍しくないですよね。



そんな感じなのに、会社に一生投じられますか?



ってことです。



出世したって、安泰じゃないし、

給料は増えるかも知れないけど責任や労働時間はそれ以上に増えるわけだし。




そんな状況で「出世を望む」っていう人のほうが

ちょっと楽観的すぎるかも、とすら思うわけです。



■そう考えると、もはやどの会社も、有名超大起業すらも

ブラック企業化しているとも言えます。



東芝の件、ご存知ですか?



私が勤めてた会社も、あんな感じでしたよ 笑



ホントに、日本企業総ブラック化時代の到来が

明るみに出た事件でしたね・・・。



ちょっと言い過ぎたかも ^^;




あなたの会社はどうでしょうか。

ブラック化の足音は聞こえていると思います。



この時代、会社の給料しか収入がない、

将来にわたってそれしか望めない、というのは

ものすごく不利になります。



なぜか?はもう自明ですよね。



今年もあと2ヶ月。
あなたは何からはじめますか?



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