私は20代の後半までサラリーマンをしていました。
職場の上司や同僚にも恵まれ、充実したサラリーマン生活
でした。残業も結構ありましたが、給料は悪くありませんでした。
と同時に、このまま毎日、会社と自宅の往復を続けることに
疑問を感じ始めていました。
「このままでいいのだろうか?」
「1回きりの人生、本当にやりたい事を挑戦すべきじゃないか?」
そんな思いが頭を中をグルグル渦巻いているような状態でした。
20代後半はどうやら自分の今後の人生について思い悩む年頃である
ことを心理学の本で知ったのは、後になってからでした。
私は子供の頃、ハリウッドの映画やドラマが好きで、
アメリカの生活に対して憧れを抱いていました。
そしていつしか、その憧れは、自由な雰囲気のアメリカで生活してみたい、
という夢に変わっていました。
その夢を叶えるため、転職を真剣に考え始めていました。
異国のアメリカで食っていくには、手に職が必要だと考え、
色々な可能性を調べるうちに、歯科技工士という職業を知りました。
すでにアメリカに渡って、歯科技工士の仕事をしている日本人も
いる、という話も知りました。
歯科技工士なら、日本人としてアメリカでやっていけるのではないか?
そんな漠然とした思いも生まれ、まずは歯科技工士になる道を
探り始めました。
(続く)