こんにちは
海外で和菓子作りを楽しんでいる幸子です
昨年の12月のことです。
人生初!オーストラリアタスマニア島を訪れました!
行こう!と決めた理由は、『タスマニア島にいらっしゃるミナコさんに会いにいきたい』その想いからでした
タスマニア島が見えてきたときに撮った写真
ミナコさんとの出会いは藤本ひろみ先生主宰の自宅お教室サポート『ハレ塾』でした。当時私が入塾していた時は海外からの参加はミナコさんと私でした。タスマニアで活動されている様子をインスタで拝見して『ミナコさんにお会いしたいなぁ。いつか家族で訪れてみたい。』という想いが強くありました。
海外で日本文化活動に興味がある私にとってタスマニアで実際に活動されているミナコさんにお会いして、お話も聞いてみたいなぁと思ったのでした。
タスマニア島は世界で一番空気がきれいな場所として有名!中国に住む私たちにとっては天国のような空気とお天気!到着してからずーっと深呼吸
ミナコさんはタスマニア島ホバートという町の武道館タスマニア内で『Sakura Japanese Culture Centre』を主宰。着物の着付け、茶道、煉りきり和菓子、浴衣づくり等、日本文化講座を開講されています。着付けメンバーさんとお着物を着てのお出かけイベントや書道の先生と一緒に小学生対象のスクールホリデー日本文化体験イベントなども開催されています。
イギリス統治時代の名残で歴史的建築もたくさん
ご主人のダンカンさんは武術道場『武神館タスマニア道場』を主宰されており、古武道(または古武術)という日本の伝統的な武術で現代の柔道や剣道、空手などのスポーツ武道の元となった武術を教えていらっしゃいます。ご主人は40年近く古武道のお稽古を続けておられ、その間日本にも10年間住んでおられました。道場には子どもから大人まで沢山の方が古武術を学びにいらしています。子どもクラスは、楽しく忍術を学ぶことができる『忍者クラス』も人気だそうです。
タスマニア島へは瀋陽から広州経由でそして10時間程でシドニーへ。そのあと国内線に乗り換えて2時間ほどでタスマニア島に着きました。
タスマニアは思ったより風がひんやり冷たかったです。ミナコさんによると『南極からの風が吹くので風が冷たいんですよぉ!』と。
『南極からの風!?すごいー!初の南極の風を体いっぱいに体感中!』と飛行機を降りてから一人うひょうひょテンションがあがっていたのでした。
ホバートは海に囲まれているので魚介類もとっても美味しいです🥰
風が冷たくってビーチタオルで防寒
到着した日の午後、さっそくミナコさんと初対面!
おすすめのカフェに案内してくださって、オーストラリアの有名なコーヒーと美味しいケーキを頂きました。
『はじめまして!』なんだけれど、会話がとまらない。海外に行くことになったきっかけや、海外生活の楽しさ、難しさ、英語の事、日本人としてのアイデンティティ。子ども達への日本語学習の悩みなどなど。話題が尽きず共通することがたくさんあってカフェ閉店時間までずっとおしゃべり。もっとお話ししたかったくらいでした
翌日、武道館タスマニアのタスマニア武神館道場へ!りっぱな鎧や刀がいっぱい!
そしてミナコさんの拠点『Sakura Japanese Culture Center』も訪問させていただきました。今回ミナコさんが私達の為に特別に浴衣体験と茶道体験を開講してくださいました。
久しぶりに着る浴衣。
『どれがいいかなぁ?』と聞かれ娘達は
『私これがいい!』と即決!

浴衣を着てすぐに走り始める娘達。『あ~。。ちょっとちょっとせっかく浴衣を着せていただいたのに。。。』と思いながら撮った一枚
茶道体験がはじまるも私たち全員超初心者。
ミナコさんが一つ一つ教えてくださいました。
茶道体験のお茶菓子。煉りきり和菓子の意匠が、なんとタスマニア島に生息する袋ネコ科の『タスマニアン・デビル』
もちろんミナコさんの手作りです。タスマニアも和菓子の材料が入手が困難だそうです。白餡も手作りされています。すごいですよね。
子ども達も『かわいいぃ!』と大喜び。
大切に大切に手作りの煉りきり和菓子をいただきました。
私はオーストラリアといえばビーチ!
私はこちらの海の渚の煉りきりを頂きました。
タスマニアで頂く煉りきり和菓子。
オーストラリア滞在中、ビーチへも沢山遊びに行きました。気候がポカポカ暖かいなぁ、空気がきれいだなぁ、砂浜で遊んだなぁ。色んな事を思い出しながら手作りの煉りきり和菓子を頂きました。
ミナコさんが一人一人にお抹茶を点ててくださいました。
お父さんとお辞儀をする娘
お菓子を頂く前にミナコさんにお礼のお辞儀を
長女『ちょっと熱いけどおいしいぃ』とごくり。
次女も『抹茶おいしい!』とごくごく。『もう一杯飲みたい!』と。
次女もお礼のお辞儀を
普段なかなかすることがない正座は少し難しかったのかなぁと思いますが、がんばりました。
お茶を頂く際に娘達がお礼のお辞儀の練習をする様子を見ていて、海外ではお辞儀をする機会がないなぁと思ったのと、このお辞儀文化こそが相手への敬意であったり、感謝の気持ちを表す日本文化の大切な習慣なんだなぁと改めて気がつきました。
またこの日の為にご準備して頂いた空間に感謝の気持ちで座らせていただく心や、おしゃべりをせず静かに順番を待つ。こういったところも普段の生活では経験することがないなと思います。私自身、もう一度日本の大切にしている心、学んでみたいと思いました。
タスマニア島で様々な日本文化に触れ、学ぶことができるミナコさんのSakura JCC(Japanese Culture Centre)。この場所から日本が大好きな方、日本の事知りたい!とそう願う方が沢山訪れてくれると思うと私もとても嬉しくなりました。
今回の旅でもう一つ嬉しかったことが、娘達がミナコさんの息子さん達と『こんにちは~』っと初対面後すぐに打ち解けてくれて。かくれんぼしたり、カードゲームのUNOで遊んだり。ずーっと大盛り上がりで楽しそうでした。最終日には一緒にビーチに行ってシーグラスを拾ったり砂あそびをしたり。
今でも拾ったシーグラスをながめてはタスマニアの思い出を話しています。
貝殻や綺麗なシーグラスをみつける子ども達
私はタスマニアのはちみつが使われているアイスクリームを頂きました
おいしかったぁ♡
あっという間に年も明けて2025年。オーストラリアを訪れたことがつい昨日の様に感じられます。もう3月。月日の流れは本当に早いですね。
ミナコさんがタスマニアにある日本庭園で茶道メンバーさんとのお初釜の様子を動画で投稿されていました。 タスマニアでも日本文化を通して優しい時間が流れているぅ、素敵だなぁと思いました。
私達が訪れた時期は、オーストラリアのクリスマスの時期で、日本で言うとお正月。一番忙しくって家族団らんの大切な時期に、押し寄せてしまった私達。。。ミナコさん、ダンカンさんそして息子さんたちが暖かく迎えて下さり本当に嬉しかったです。ありがとうございました。ミナコさんのお料理もほっぺたがトロリ落ちるほどおいしかった!
また皆さんと日本、タスマニアで再会できる日を楽しみにしています。
最後に...
タスマニアの思い出を写真と共に~
夏のクリスマス~👆
ホバートのサラマンカマーケット👆ローカルのお菓子や総菜もお土産はすべてここで買いました
豊かな自然に見惚れて撮った一枚
歴史が書かれた石碑なども沢山ありました。一生懸命読んでみている娘👆
ふわふわの芝生。座ってシロツメクサを見つける娘達



フィッシュ&チップス!魚のフライが肉厚でタルタルソースをたっぷりつけてたべました
ガブリ!
ミナコさんご家族とお出かけした時に見つけたお花
ミナコさんが作ってくださったパヴロヴァという砂糖とメレンゲを低温のオーブンで焼いたお菓子。フルーツもジューシーでケーキもふわふわでおいしかったぁ
ローカルマーケットで『へナアート』体験子ども達は大喜び!一週間くらいで消えました
ローカルの本屋さんで買ったノートブック
次女の空想の物語を長女が手助けして書いてあげていました。出来上がった文章を次女が読んでいるの図ピザの話だそうです。





