ただいま日本に一時帰国中です!
今回は、日本で身近な和食材を見直し、改めて学ぶというのをテーマに一月半を楽しんでおります。

今回訪れた場所は三島広小路駅!
JR三島駅から伊豆箱根鉄道駿豆線で一駅の場所にあります。
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この辺りでは昔、数十件の麹屋が軒を連ねていたそうです。
現在ではこちらを含め数軒。
時代の移り変わりと共に食卓に求められる食材にも変化があるのは当然かもしれませんが、悲しいですね。
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昔ながらの趣のある外観。

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中村屋さんの看板
イイですね〜かっこいいなぁ〜


到着し、早速『室』を見学させて頂きました。麹蓋の使い込まれた色合いがたまりません!
当たり前ですが、湿度と温度が高く麹菌たちが喜ぶ環境ですね。
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室の特徴として高さの違う換気場所が二箇所設置されていて、外気を入れる箇所と室内の空気を出す箇所は別々で行われているそうです。
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発熱前や発熱中、出麹の前など細かい湿度と温度管理が必要なんですね。
麹達みんなの機嫌を伺いながら作業するというのをインスタで紹介されていて、そう機嫌を伺う!その言葉がぴったりしっくりと来ました!

いつだって赤ちゃんを気にかける様に作っていますので、あらゆる和食材の中でも、気にかけられて、可愛がられ育てられる食材ですよね。
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一度に100kg〜120kgのお米を蒸すそうです。大きいですね〜!!
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積まれた麹蓋もまた芸術的。
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大豆と塩の販売もされています!
沖縄の塩と北海道産大豆!!
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残念ながら生麹は他のお客さんに買われてしまっていたので、後日神田駅まで受け取りに。
え?三島から神田?
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いや〜そこでビックリだったのは、店主の弟さんが神田モルタンの店主でして、私は元同業者(ビール関係者)なんですよね。
世界の狭さよビックリです!

最近宅配運賃も上がったということで、都内に出た際に神田で受け取りに〜ありがたいです!
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こちらが昨日受け取りました麹達です!
綺麗なの!そのまま食べても美味しいの!
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こちらは麦麹!醤油麹にしますよ〜!

頂きました金山寺味噌
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唐辛子醤油麹
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設備や道具は勿論ですが、作り手の姿勢や先代のこだわりをお聞きして、自宅での麹作りに大変参考になりました!

独学で学ぶにはやはり限界があります。
今回の麹屋さんへの訪問は大変勉強に、刺激になりました。
麹作りに反映させて行きたいと思います。


中村屋こうじ店
〒411-0901
静岡県駿東郡清水町新宿25
℡055-975-0301