3月に入りましたね。
3月と言えば、卒業シーズン。
うちの長男は中学校、長女は小学校の卒業です。
みなさんは「卒業式」と言うと、何を思い出しますか?
私の卒業式の思い出は、と言うと、
小学生の時は、中学もほぼみんな同じ中学だし、
悲しくなんてないとみんなで話してたのに、
なぜかみんなで泣きました。
中高の卒業式は、みんなバラバラになっちゃうから、
普通にめっちゃ別れを惜しんだ記憶があります。
前置きが長くなりましたが、このお別れの儀式って
実はとっても大切なことなんです。
だって、みんなで「別れを悲しんでいいよ」って
そういうチャンスをもらうことだからです。
よかったことも悪かったことも、過ぎたことを
思い出して、思いっきり別れを悲しめるからこそ
区切りをつけることができ、次へのステップにも
スムーズに進めるのです。
私はこのことに気づいたのは、実はここ数年の話です。
そのきっかけは国を移動する子ども達の話を聞いてから。
国を移動する子ども達にとって、
お別れとは突然やってくるものだったりします。
そうすると、子ども達は十分に悲しむことなく
次のスタートを切らなければならなくなります。
送り出す私達も、つい「新しい所でも頑張ってね!」と
言ってしまうことがありますが、これ、余計に悲しむ機会を
奪っているかもしれないと思ってからは、言えなくなりました。
どうして悲しむことが大切なのか。
私たちはついついネガティブな感情はダメなものと感じてしまいます。
でも、ネガティブな感情を感じないようにしていると、
なんと、「うれしい!」とか「楽しい!」というポジティブな気持ちも
感じられなくなっていってしまうというのです!!
だから、お別れの時はちゃんと「悲しいね、寂しいね」って
感じてもらいたいのです。
卒業式のようにみんなで悲しめないから、お母さんが一緒に
子どもの感情に寄り添ってあげてほしいのです。
卒業のような区切りではない時のお別れは、
実は子ども本人も気づいていないこともありますが、
「ああ、本当は〇月にみんなと一緒にキャンプに行きたかったな」とか
「もうちょっと頑張っていれば、レギュラーになれたかもしれないのにな」とか
他の子どもが抱く、ちょっと先の夢や希望も持てなくなってしまうのです。
それから、今まで愛用していた自転車やソファーとお別れしなければならない
かもしれないし、愛着を持っていたものとお別れなど、
目に見えるお友達とのお別れだけではなく、様々なものや想いとも
お別れしなければならないのです。
だから、もし、これから国を越えての引っ越しを控えているご家族がいたら、
子どもと一緒に色々なものとのお別れの儀式をしてほしいのです。
(もちろん一緒に持っていけるものは持って行ってあげてください!)
悲しみをきちんと感じるから、喜びも感じられる。
この部分を今回はお伝えしたくて、ここに書かせていただきました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。