『チェンソーマン』ブルーレイの売れ行きは絶不調 - シーズン2の実現可能性にも影響か? | 海外の日本アニメについて

海外の日本アニメについて

海外視点の日本アニメについてまとめたサイトです。

『チェンソーマン』の日本での初週のブルーレイの売り上げが期待外れだったため、ファンの間では新シーズンが無いのではないかと心配されています。



『チェンソーマン』は、2022年に最も期待されたアニメの一つでした。この人気少年マンガは、『ワンピース』『呪術廻戦』『僕のヒーローアカデミア』といったクラシック作品や現代のファン人気作品と同レベルに立ち、長らくセールスチャートを席巻してきました。
アニメ『チェンソーマン』もそれに続き、SNSを席巻し、瞬く間に2022年秋の人気アニメのひとつとなりました。しかし、そのブルーレイの売上は、別の物語を語っています。日本での初週の売り上げはわずか1,735枚で、『チェンソーマン』ファンは現在、この作品に第2期が来るかどうかでストレスを感じています。

アニメの視聴は、物理的なメディアを使わず、ストリーミングや他の方法で行われることが多くなっています。しかし、ブルーレイは、日本においてはどの作品が成功し、どのタイトルが失敗したかを判断する主な手段となっています。
ブルーレイの価格は、2話で6,934円(約53ドル)であることを考えると、問題だったかもしれません。その場合、全12話の価格は約40,800円(310ドル)になります。これらの問題を考慮すると、日本でのブルーレイの不本意なパフォーマンスは、『チェンソーマン』の2期が無い可能性を示しているのでしょうか?

 

 
 

『チェンソーマン』のアニメ化は何が問題だったのか?



『チェンソーマン』のアニメ化は、意外にも賛否両論でした。世界のファンからは好評でしたが、日本国内のファンからは「何かが違う」と感じられたようです。
スタジオMAPPAは、アニメが綺麗になりすぎているという批判に加え、CGIの動きももっさりしているとされ、この事も主な苦情のひとつとなっています。また、少年マンガを原作とするアニメの代名詞ともいえる大げさなビジュアル表現から、より実写映画的なアプローチに変更したことに不満を持つファンもいました。
また、原作マンガの持つ気骨のある雰囲気が表現されていないと感じたり、色使いが淡白だと批判する声も多かったようです。こういった声が反映されてか、アニメ円盤の売れ行きは期待したほどではありませんでした。

日本のあるファンは、アニメ『チェンソーマン』のリメイクを求めるオンライン署名を開始し、アニメが藤本 タツキ氏の原作マンガに不誠実であり、印象に残らない音楽に精彩を欠いた映像だと貶めました。
ブルーレイのAmazonレビューも同様で、多くの人が監督をシリーズの真のファンではないと批判しています。多くのレビュアーが、アニメはマンガの気骨のあるトーンを完全に誤解していると表現しています。

また、別のレビュアーは、マンガのトーンは散漫ではあるけど見て取れるとし、エロやギャグコメディからシリアスや残虐なバトルまで、まだ意味のある方法で行っていたと述べています。しかし、この人も、アニメは性的な表現にシリアスなトーンを混ぜただけで、『チェーンソーマン』の本質は捉えていないと感じたようです。
また、「下手な日本映画のようなアニメ化」という意見もありました。一方、良い意見としては、オープニングテーマと12種類のエンディング曲は、このアニメにとって明るい話題であったと多くのレビュアーが認めています。

しかし、世界のファンは、MAPPAが『呪術廻戦』や『進撃の巨人』のような過去のプロジェクトで期待されたのと同じ品質を提供したと考えており、より実写映画に寄せた映像が作品にプラスになったと感じているようです。
また、テンポのついては日本のファン、世界のファンともに意見が分かれており、まとめると、『チェンソーマン』はある部分では遅すぎるが、ある部分では猛スピードで進んだという事のようです。
本作は、藤本氏の画風に忠実で、視覚的に魅力的なアニメ化ではあったものの、もっと原作に寄せたアプローチがあればもっとよかったというのが、衆目の一致した意見だったようです。しかし、数字は嘘をつきません。アニメは日本国内での評判が重要であり、それが(悪かったので)ブルーレイが日本で失敗した理由かもしれません。

 

 
 

『チェンソーマン』の売上が一部オリコンチャートにカウントされていない件



日本では、アニメ作品の成功を測る主要な方法はブルーレイの売り上げですが、この点で、『チェーンソーマン』は『リコリス・リコイル』『ぼっち・ざ・ろっく!』『SPY×FAMILY』はもちろん、『パウ・パトロール』(カナダ制作の幼児向けテレビアニメで日本では2019年4月6日からテレビ東京系列にて放送)にさえ負けてしまいました。
初週1,735枚というのは、どんなアニメ作品でも心配になるものです。しかし、『チェンソーマン』には、トンネルの先に光が見えています。MAPPAは、自社サイトで、さまざまなグッズがバンドルされたDVDを販売しています。

運命論者は当初、それでも数字は変わらないと主張しました。しかし、MAPPAのオンラインストアでは、オリコンに集計されない約1万枚の売上が計上されています。これは、第2期を実現させるのに十分な数字といえるでしょう。
アニメには批判もありますが、『チェンソーマン』の勢いが衰えることはなさそうです。日本での初週の売上はあまり芳しくありませんでしたが、『チェンソーマン』の2期制作の兆しはまだあるようです。

 

 

『チェーンソーマン』はdアニメストアU-NEXTで現在配信されています

Amebaマンガでは原作はもちろん、『チェンソーマン悪魔退治大辞典』『チェンソーマン 公安対魔特異課秘匿調書』『チェンソーマン バディ・ストーリーズ』を配信中です。
 
 
観たいアニメはここにある!アニメの視聴にU-NEXTがオススメの理由
Amebaマンガの最大の特徴とは?―漫画を楽しむならAmebaマンガ一択の理由を徹底解説!―
【ゲオ宅配レンタル】自宅に居ながらスマホでレンタル【コスパ抜群】
【オタク同士で結婚】アニメ・漫画好きを繋ぐ「ヲタ婚」でピッタリのパートナーを見つけませんか?
 



引用元:『チェンソーマン』ブルーレイの売れ行きは絶不調 - シーズン・・・