2023年冬シーズン、最も期待されるアニメ - ほか | 海外の日本アニメについて

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『東京リベンジャーズ』や『ヴィンランド・サガ』などの復帰作もあり、2023年冬期はアニメファンにとって楽しみなシーズンになりそうです。

2022年秋シーズンには、『僕のヒーローアカデミア』6期や『チェンソーマン』などのビッグタイトルが放送・配信されたため、2023年冬アニメシーズンは、その活況を維持するのに苦労するかもしれません。
視聴者は、『ブルーロック』の後に続く素晴らしいスポーツアニメや、『モブサイコ100 』3期のようなワイルドな体験を求めているはずです。
果たして、この冬も視聴者を楽しませ続けてくれるのでしょうか?

秋ほどの盛り上がりは期待できないかもしれませんが、2023年冬シーズンは、これでもかというほど盛りだくさんの作品が用意されています。
『東京リベンジャーズ』や『文豪ストレイドッグス』など、長年愛されてきたシリーズのキャラクターと再会できる喜びがあるだけでなく、魅力的な新作も目白押しです。
例えば、『トモちゃんは女の子!』は、放送前にもかかわらず、MyAnimeListで4万3千の会員数を既に獲得しています。彼らの好みがどんなものであれ、きっとお気に入りの何かが見つかるはずです。
 

 

 

 

 

帰って来る:『ヴィンランド・サガ』『東京リベンジャーズ』『文豪ストレイドッグス』など

MyAnimeList(MAL)によると、2023年冬に最も期待されているアニメは、『ヴィンランド・サガ』第2期になります。第1期が大好評だったこのアクション作品では、地主に奴隷として売られたトルフィンの旅が再び描かれる予定です。
もう一つのストーリーラインは、1期の終わりでイングランドの王となり、「約束の地」を作ろうとするクヌートの姿を追うものです。
ヴァイキングと北欧の歴史に着想を得たこの作品は、アクション満載の新シーズンで、旧来のファンも新しいファンも、きっと満足させることでしょう。
このアニメはNetflixとCrunchyrollで、1月10日から配信が開始されます。

また、MALの2位と3位にも復帰作がランクインしています。魔王アノスがその役割を認められようとする姿を描いた『魔王学院の不適合者』が、2年ぶりに第2期として帰ってきます。
公式サイトのあらすじでは、アノスの新たな戦いが迫っていることが予告されています。しかし、ファンタジーよりも学園モノや恋愛モノが好きな人には、『イジらないで、長瀞(ながとろ)さん』が第2期として復帰するので、お勧めです。
『イジらないで、長瀞さん』では、 直人(なおと)が受けるであろう、新たな甘い拷問が期待できます。アニメは1月8日からCrunchyrollで配信される予定です。

 

 

 

 

『東京リベンジャーズ』待望の新シーズンが、『東京リベンジャーズ:聖夜決戦編』として、いよいよ1月からスタートします。東京卍會(とうきょうまんじかい)と、中学時代の恋人、日向(ヒナタ)を救うために過去を変えようとする武道(タケミチ)が帰って来ます。
予告編では、東京卍會が新たな敵である黒龍(ブラックドラゴン)と戦う準備が整っている様子が描かれています。このアニメの権利関係はDisney+に移っており、1月中にアジア各地で配信が開始される予定です。

さらに、文学をテーマにしたアクション満載の青年ジャンル『文豪ストレイドッグス』第4期が、1月4日よりCrunchyrollで配信されることも決定しています。シリーズのファンにとっては、お気に入りの探偵達が戻ってくることに、さぞや興奮していることでしょう。
今回は、その探偵達のやり方に深い疑念を持つ軍警の特殊部隊、「猟犬」が登場します。
 

 

 

 

 

 

『トモちゃんは女の子!』『防振り』など、ラブコメと異世界が席巻する

たぶん、驚かれる方もいるかと思いますが、『イジらないで、長瀞さん』をはじめ、新作・復帰作ともにラブコメがMALの上位半分を占めています。
新作では、『トモちゃんは女の子!』『お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件』『久保さんは僕を許さない』がMAL上位にランクインしています。2作目、3作目は、ダメな男の子の不幸や混乱を、素敵な女の子が救うというお決まりのパターンです。
一方、『トモちゃんは女の子!』は、おてんば娘のトモが幼なじみの心を掴もうとアレコレしますが、どうやらダメなようです。が、作品自体には新しい何かが期待できそうな予感がします。
『氷属性男子とクールな同僚女子』も、特殊な力を持つ主人公と会社という設定に特徴があり、いくつかの可能性を秘めています。

相変わらず、異世界・ファンタジー系のアニメは多数あり、相変わらずタイトルが長いです。主人公のメイプルがオンラインゲーム「New World Online」を舞台に冒険する『防振り』こと『痛いのは嫌なので防御力に極振りしたいと思います。』は、待望の第2期が放送されます。
その他、新作として『英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜』『異世界のんびり農家』などが期待値が高く、 異世界生活が好きな視聴者の根強い人気がうかがえます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新しいコンセプトを約束する:『Buddy Daddies』(バディ・ダディズ)、『火狩りの王』(ひかりのおう)、『REVENGER』(リベンジャー)

トップではないものの、オリジナリティやビジュアルクオリティ、あるいは魅力において、注目に値する新作がいくつかありました。
『スパイ×ファミリー』に続き、『Buddy Daddies』は、作り上げた家族という古風なコンセプトのもと、暗殺者の一騎(かずき)と零(れい)が一緒に女の子を育てるという新しいストーリーを描いています。このアニメは、キャラクターデザインとアニメーションの工夫が際立っています。
同様に、薩摩藩の殺人事件の真相を探ろうとする侍の物語である『REVENGER』は、復讐者という馴染の図式を用いながらも、ミステリーと融合させ、美しいキャラクターデザインを加えています。
しかし、最も興味深い世界設定を持つのは、ファンタジーアニメ『火狩りの王』です。人類最終戦争後の世界を舞台に、少女、灯子(とうこ)と「火狩りの王」の物語を追う、ディストピア(dystopia、反ユートピア的未来)とミステリーを融合させた作品です。

ONA(Original Net Animation)に関しては、Netflixの『極主夫道』(ごくしゅふどう)が第2期として戻ってきます。さらに注目すべきは、伊藤潤二の作品が再びアニメ化され、20の新しい物語が合体した『伊藤潤二 マニアック: Japanese Tales of the Macabre』が1月19日にNetflixで公開されることです。
 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2023年冬のアニメシーズンを前にして

『東京リベンジャーズ』や『ヴィンランド・サガ』などのヒット作に加え、2023年冬アニメはバラエティに富んだ作品群で、視聴者を満足させるに違いありません。期待されるアニメが実際に期待に応えられるかどうかは分かりませんが、刺激的なオリジナル作品が新たなファンを獲得し、視聴者の興味を新たな物語に向けることは間違いないでしょう。
期待値の高い冬アニメは、定番の人気作が中心となってはいますが、この業界は常に新しいコンセプトに挑戦し、結果、意外な成功例やアニメにとっての新しい可能性をしばしば生み出していることを考えると、何か面白い事が起こりそうな予感を覚えます。

 

 

 

 

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