適当にやれば喜んでもらえると思っていたのですが・・・ | 筋肉オヤジの「ちょっと変な整体師」日記

筋肉オヤジの「ちょっと変な整体師」日記

30年前に「筋トレが趣味!」といえば変人扱い?そんな時代からバーベルを握っています。最近はジム通いをやめてホームジムで楽しみ(苦しみ?)ながら筋トレしている50歳代のオヤジのブログです。その他TVゲームの話題なども。

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「代表は最初から技術を相当勉強したんでしょうね・・・」

いつも偉そうに(?)技術指導しているからか、
そうした質問が時々あります。

実をいうと、整体師を志したころの私は、
技術の練習が面倒で面倒で楽をして習得する方法はないのだろうか?

というような、何ともズルイ考えを持っていました。

何年間か整体の学校やセミナーに参加して、
それぞれ勉強しました。

でも、どうしても途中で飽きてしまう。
そんないい加減な人間でした。

開業する前に学んだ技術を様々な方に施術をしました。
練習を兼ねたボランティア施術のようなものです。

無料だから皆さん、とても喜んでくれました。

これがある意味、技術なんて楽して学んだって、
施術すれば殆んどの方に喜んでもらえるんだ・・・

いつしかそんな思考が芽生えていたんですね。
でも、そんな思考は開業した瞬間ぶっ飛んでしまいました。

お金をいただいて施術するということは、
そんな生易しいものではありませんでした。

無料で施術していたときは、
「タダ」だから、痛みや不具合が取れても取れなくても、

お世辞も含めて喜んでもらっていたことが理解できました。

当たり前のことですが、
不調を持つ方は、その不調を解消してもらうためにお金を支払っています。

そのリクエストにこたえない限り、
納得してもらえなかったのです。

無料で施術していたときは、
あれだけ喜んでくれていたのですが

少しでも痛みや不具合が残っていれば、
態度や顔つきが全く違ったのです。

「適当に施術すればいいんだ・・・」
という気持ちは開業初日で全てなくなりました。

それからの私は真剣に「その場で不具合の取れる整体の技術」
を徹底して追いかけました。

技術の向上に対していい加減な気持ちではいけない。
しっかりと痛みが解消できる方法を学び、

現場で結果を出すことが自分の仕事なんだ。

いまでこそ本音をいえますが、
開業するまでは整体の仕事をなめていたのです。

現在の研修生にも、特に素人から参加される方には、
このことをうるさく伝えています。

お金をもらって仕事をするということは、
結果が出なければ意味が無いんですよと。

施術の現場は誤魔化しがききません。

その場しのぎで誤魔化そうとしても、
必ず後から誤魔化した結果が出てきます。

誤魔化された不調者さんは、
そんな整体院には二度とこなくなるからです。

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日本回復整体総合学院では、
指導者である私たち夫婦の経験を元に指導しています。

経験していないことは指導していません。

適当に仕事をしていれば喜んでもらえるだろう・・・
若かりしころの私の浅はかな考えが間違っていた。

だからこそ、技術は徹底的に学び続けることが大切。
そんな考え方が定着しています。

「技術はあって当たり前。努力を口に出さずに学び続けること。」

厳しいといわれるかもしれませんが、
これが整体技術の指導方針です。