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はじめてこのテーマをご覧になる方は
こちらをお読みになってください。
http://ameblo.jp/kaifukutatuzin/entry-11376786263.html
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整体師は努力を口に出してはいけない？
のつづきです。
ここで少し門下生の体験談をお話します。
門下生の中でも大繁盛している先生。
そこそこ繁盛している先生。
繁盛し始めた先生。
なかなか経営を軌道に乗せられない先生。
とに分けられると思います。
また、残念ですが中には経営が上手くいかなくて、
廃業された方もいます。
私達の卒業生の中でも、
大繁盛している先生は特別な存在と感じられるようです。
（でも彼らも昔はビンボー整体師です。笑）
そんな繁盛している卒業生の元に施術の様子を見学にいかれる先生もいました。
何故そんなに繁盛しているのか？
秘密や秘訣を知りたい。
そんな気持ちも有るのでしょう。
私もそんな先生方には、
「いい勉強になるから、
お願いしていってきなさい。」
と見学する事を勧めています。
繁盛整体院を見学した先生方の中で、
大きなヒントをもらって、
その後大繁盛整体院になった方もいます。
一方で、いろんな繁盛店を見学に行っても、
なんら変化の無い先生もいます。
それはなぜか？
ヒントをもらえるかどうかは、
見学する先生の視点に違いがあるのです。
既にお分かりかと思いますが、
ヒントをもらった先生は、その繁盛整体院の先生の、
言動や立ち振る舞い、そして整体院全体の雰囲気。
さらに不調者さんの発する言葉や、
その場の雰囲気を感じたのです。
その上で、その整体院がどんな思いを持って、
経営しているのか？
整体師の先生個人を良く見ていたということです。
逆にヒントをもらえなかった先生は・・
技術も自分と同じような施術をやっているし、
整体院も自分のところのほうが立地も良い。
なぜ、この先生が繁盛しているかわからない・・・
これは両者とも共通していました。
先に説明したように、
見学しても全く違うところを見ていたんですね。
ヒントをもらえない先生は、
目先のことだけに注目していたのです。
特別な技術を知っているんではないか？
特別な何かをしているから繁盛しているんだ。
道具を使う大工などの職人に例えれば・・・
一方は、
職人が使っている道具ばかりを見て、
道具から何かヒントをもらおうとしていた。
どんなすばらしい道具を使っているのだろうか？
一方は、道具ではなく、
その職人さん個人の考え方、
自分が建てた家に住むであろう人間の思いを感じて仕事をりかいした。
その思いがその人間だけではなく、全体に行き届いていることがわかった。
繁盛している門下生は全て独自性があるんです。
その独自性がなんなのか？
自分にしか出来ない経営方法で整体院をやっているのです。
だから技術や小手先のテクニックがあれば真似してやろう・・・
そうした視点で見学しても全く繁盛している理由がわからないんです。
こうした先生方には、
自分を見つめなおすことで視点を変えてもらうように指導しています。
整体師の仕事って、
ある意味自分自身を見つめるための職業でもあると思っています。
つづく。