最近、蚊を掴むのが上手くなった池田です。
家族に自慢したら、
「だいぶドン臭い蚊やったんやな」
「弱ってたんと違う?」
と言われる。
いや、
そんなことはない。
私はいままで蚊に翻弄されていたのだから。
以前は息子に、
「お母さんは蚊にバカにされてる。」
と言われていた。
私が「あっ、蚊がいる!」と
手を繰り出した時、
蚊のやつは、
私の手の風圧を利用して
ひらりと身をかわし、
お尻ぺんぺーん、
あっかんべー!
と逃げるのが
見えたのだそうな。
腹立つのり!
「宮本武蔵じゃあるまいに
老眼入ってきてるのに
無理なのは当たり前やろ」
「ボクサーじゃ ないんやから、
動体視力なんかなくても
生きて行ける」
と、言い放ち、
ドン・クサ子の異名のままに
生きていく決心を
していたのだが…
最近の私は、
蚊を掴むのが上手く
なってきつつある。
もちろん当社比であるが。
動体視力といえば、
アニメで「がんばれ元気」という
ボクシングの話があって、
元気くんが動体視力を高めるために
線路わきの電柱に登って
電車を見て鍛えるというのがあったが、
ハピトレを知ってから
そんなことをしなくても、
鍛えられるのだと
自分が実感している。
「眼」じゃないんだ。
眼で見て、脳で理解して、
動いていたら遅いんだ。
鬼の気配で
鬼を討伐するため走り出す
鬼殺隊の柱たちのように、
身体の全てが見事にリンクしている。
そんな感覚に近づいていたらウレシイ。
特に、昔の剣術の世界では
刀を下げているからには
常に命が掛かっているから、
そうであったろうし、
スポーツの場面でも、
いちいち眼から脳、そして筋肉
なんてやってたら
勝ち進めない場面ばかり。
現に、
私のお師匠さんの
西村斉仁先生の息子さんは、
高校生相撲の世界で
それを実証し続けてくれている。
はい、ここで
「私はスポーツなんかしてないし、
スピードを要求される生活してないから
私には全然関係ない話やったな」
と、この記事を閉じようとしているあなた
もし、あなたが
人間関係や、
仕事のクオリティで
悩んでいるのなら、
もうしばらく
お付き合いいただけたら
あなたに有益な内容になります。
こう思ったことはないだろうか。
人間関係で、
なんとなくの空気や気配で、
「この人ニガテ」
「わー、この部署、変な雰囲気。何かあったの?」
「部長、今日はご機嫌だな。今ならあの件相談できそう。」
と察してやり取りすることがある。
自分自身も、相手に対して
イラッとさせたり
マウントを取りたくなる何かを発していたり、
緊張させる空気を出していたり、
してるかもと思った事があるかも。
あまりにも嫌な体験が続くと、
事あるごとに敏感になり、
気弱な人ならすべて自分のせいにして、
人と会うのがしんどくなったり、
会社や学校へ行きにくくなったり、
不眠やうつやパニックなどの状態に
なっていくパターンがあるのでは?と
私は思ってる。
そして、youtubeやゲーム、漫画やSNSなどの
二次元の世界へ籠りたくなってる方も
多いのでは?
だからと言って、
引きこもってる子ども、自分を
奮い立たせるには!?
外で闘っていけるには?
という方向へ導くことは
難しいと私は思う。
なぜなら、
私自身がそういう人間だったから。
外の世界、
モンハンの世界なら、
暴れまくってるモンスターを目前にして
いくらよい武器を手にしていても、
腰が引けてたら、
何の役にも立たない。
逃げる事しか思いつかない。
尻尾で吹き飛ばされて
おしまいかもしれない。
こんな想像が次々湧いてしまい、
怖気づいてしまう。
でも、
ここは三次元の世界。
私たちは
ここで生きていくゲームをするために
生まれてきたのだ。
だったら、
今使わせていただいている
この身体を
しっかり三次元の地図の上に
立たせることから始めることを提案したい。
スマホ見すぎて、
頭が前に出ていないか?
ストレートネック、スマホ首の人が多いけど
みんなそうだからといって安心していないか?
背中が丸くなってないか?
お腹が前に突き出てないか?
グーグルマップのピンのように
地球の上に
どっしりと立ててるか?
「立ってるのしんどい」
「坐ってることすらしんどい」
それでは
人間として勿体ない。
(病気やケガ、障害などのある方は別ですよ)
じゃあできることから
始めよう。
「寝る」という
もっとも楽ちんな方法で。
現代は、それすらしんどいと
高価な専用の寝具を買い求める人が
多いが、
これは由々しき事態で、
生まれたての赤ちゃんでもできる
「寝る」動作が
難しくなっている大問題だと気付いてもらいたい。
そういう事態が
近々やってくると予測して
作られた健康法が
当院が指導している
寝転びながら鍛錬できる
楽ちんなトレーニング。
専用の枕を使ってする方法で、
楽ちん枕/円滑春江
忘れがちな脊髄動物としての機能を甦らせ、
乱れがちな自律神経を整え、
どんなゴッドハンドでもとり切れない
コリや痛みを
自分でする動作で改善してゆく画期的な方法。
もちろん、
「鍛錬法」なので、
誰かに施術してもらうこと、
癒してもらうこと、
自分へのご褒美などを
求めておられる方には向かないが、
「自分でする」ことで感じる
充実感、自己重要感、達成感、生きてる感覚
自分で良くしていく満足感は
他では得られないものだと自負している。
当院や、仲間のトレーナーのところでは、
高齢の方が
日々のトレーニングを楽しみ、
介護や認知症とは無縁の生活をしている。
うつやパニックで山ほどの薬を飲んでいた人が
月に何度も東京大阪間を飛び回り、
バリバリ仕事をしている。
ギックリ腰を繰り返していた人が
自分のチカラで腰痛の出ない身体に戻り、
動作や見た目が見違えるほど変わった。
絶縁状態だった大嫌いな母親が認知症になり、
自分の身体が楽になったことで、
母親を看取るまでお世話ができるようになった。
など、
身体と向かい合ったことで、
地図の上に立てるようになったことで、
素晴らしいターニングポイントを得た人が
沢山いる。
ここで、また冒頭の「蚊」のお話を。
昔の私は「蚊」を眼で捉えて、
手で捕えようとしていた。
でも、
捕えることができた時は、
蚊の動きを遅く感じるのだ。
不思議なことが起きてる。
これは、私の人間的な浅い考えでは
わからない次元の話なのかなと
考えないようにしている。
それより、
身体の感覚を磨いて、
この世界に幾重にも重なっている
今は見えない、聞こえない、感じない世界が
身体で理解できるような人間に
なっていこうと思っている。
その方が面白いから。
もし、あなたも
その身体の不思議に触れたいと思ったら
私にアクセスどうぞ。
一緒に楽しみましょう。
春整体院