介護でつい冷たくしてしまう
自分を責めないで
残されたカップに気づこう
「カップの5」からメッセージ
介護を続ける中で、あまりの疲れやストレスからつい感情が爆発し、お世話をしている相手に冷たく接してしまうことがあります。
そんな時、罪悪感や後悔が胸に押し寄せ、「こんな態度を取ってしまう自分は、冷たい人間なんだろうか」と自問してしまう人も少なくありません。
介護に携わる人たちは、日々の疲労と心労に耐えながら、自分の感情と戦っているのです。
しかし、そんなあなたに知っておいてほしいことがあります。
介護される側は何もわからなくなっているように見える時でさえ、すべてのことが魂に刻み込まれているのです。
そして、あなたがこれまで注いできた愛や思いやり、心配する気持ちもまた、しっかりと相手に伝わっているのです。
介護で感じる罪悪感
- 介護に時間とエネルギーを奪われ、これまで普通に送ってきた日常がおくれないもどかしさ。
失われる時間、限界に達する疲労、日々のタスクとしてやらねばならないことができないままに積み重なる。
どうしても疲労やストレスが溜まり、相手に対して邪険な態度を取ってしまうことがあります。
- 強い罪悪感を抱き「自分は酷い人間なのではないか」と思ってしまう・・・
- でも、介護される側がもう何もわかっていないように見えても、魂のレベルではあなたのすべてを感じ取っています。
そう、つい邪険にしてしまったその一瞬も、相手の魂に刻み込まれているでしょう。
しかし、あなたがそれまでに注いできた愛情、捧げてきた時間、そして相手を思う気持ちもまた、深く魂に刻まれているのです。
後悔の念にとらわれすぎない
これまでの努力に目を向ける
- 介護をしている中で失敗したと思うこと、悔やんでいることばかりに注目しすぎないようにしましょう。
そのふるまいは、あなたの人間性によるものではないのです。
あなたの心が、体が、あまりに疲れてしまったことによるふるまいなのです。
- 介護される側の感謝や愛は、表面的にわかりにくいかもしれませんが、魂のレベルではあなたのすべての行動を感じ取っています。
- 後悔にとらわれるのではなく、これまで続けてきた良い行いに焦点を合わせてください。
介護に携わる中で、時には疲労やストレスからつい相手に冷たく接してしまうことがあるかもしれません。
しかし、それは決してあなたが冷たい人間だからではなく、心身が限界に近づいていることの表れです。
あなたがこれまでにお相手に捧げてきた時間、努力、そして心の温かさは、すべて相手に届いています。
表面的には見えなくても、介護される側の魂は、あなたの献身を深く感謝しているのです。
介護者としてのあなたが、まずすべきことは、自分を責めすぎないことです。
時には感情的になってしまうこともあるかもしれません。
介護する相手に憎しみの感情すら抱いてしまうことがあるかもしれません。
そんなときはこれまで相手に注いできた愛情と努力を思い出してください。
あなたの献身は確実に相手にも伝わっていますし、天にも伝わっています。
▽一時停止中です またすぐ再開します!