まさか? 噓でしょ? このまま逝くなんてことないよね!?

 

 

~昨日の続き~

 

7月5日 もうすぐ日にちが うごくころ

 

救急隊の方のおかげで夫はなんとか救急車に乗せてもらった

 

救急隊の方は、吐血現場を写真に撮り

 

大体どのくらい吐いたか検討をつけることができるらしい

 

私は、夫をすぐに病院に運んでもらえると思ったが

 

夜中だということ

 

吐血したということもあるのか

 

中々受け入れ先が決まらない

 

コロナ渦の時なんかもっと大変だったんだろうなー

 

体調の悪い夫の傍で半泣きになりながらも

 

隊員の方々のお仕事ぶりに頭が下がる思いだった

 

ありがとうございます

 

(病院が見つからないことを私たちに謝る必要なんかないですよ泣

 

でも、もう夜中1時を回ったよ泣泣

 

目をつむる夫を見つめながら

 

もしかしたらこれが最後の日なのか

 

これまでのお礼も言えずに旅立たれてしまうのか

 

こんなこと起こりえない ありえない 

 

そんなの許せないし許さない

 

夫の手や頬をさすりながら泣いていたと思う

 

そんな中、夫が再度救急車で吐血する

 

2回目 そして3回目と

 

泣泣

 

すると、救急隊の方が言った

 

『命に危険がありますので、救命センターに運びます!』

 

車内があわただしく動き出した

 

点滴をして 心電図 血圧 酸素量を測り

 

サイレンを鳴らしながら救急車が走り出す

 

父さん 頑張ってーーーー!!!

 

夫の傍らに座りながら

 

ただ私は泣いていた