《今日は近くの大学の卒業式だった》


さっきの出来事を忘れないように

約束も守るように…

の、意味を込めてシェア


チャイムがなって出てみると

卒業式終わったばかりと見られる

大学生の男の子二人


目の不自由なお婆ちゃんが

近くにいませんか?

というお尋ねだった



なんでも

大学1年生のころ

文化祭で花火が上がるのだけど

そこに、おばあちゃんが杖をついて見に来ていた


目が不自由ということで

二人組の片方の男の子が、サポートしてあげたらしく

一緒に見て、帰りに送っていったとのこと


そこで『また来年も一緒に見ましょう』と

お話ししてたけれど


コロナになってしまい

文化祭での花火もなくなり

とうとう一緒に見ることができなかった


それで、そのおばあちゃんに

挨拶したくて来たとのこと


この辺に送って来たけれど

どこかよく覚えておらず

うちに尋ねて来たみたい



お隣が、該当するおばあちゃんだったので

一緒にお隣に行って

大きい声で呼んだけれど…


外出してあるのか出てこられず


また来たら…と言ったら

もう名古屋に行ってしまうとのこと


結局、会えず仕舞いだった…


残念そうだったけど

『絶対伝えるね!』と約束した



ひとときの交流が

その子の心に残っていて


“また一緒に見ると約束したのに

見れなくて残念だった”

そして“最後に挨拶したい”…という気持ちに

感動でちょっと泣きそうになった


そういう気持ちが持てること

そして行動できること

なかなか出来ないよ



おばあちゃんもきっと聞いたら感動すると思う


見ず知らずのワタシも

温かい交流に巻き込んでもらえて

すごく幸せな気持ちになった



どんな小さいことでも

ひとときの交流でも

自分の心に残っていることで

気になることは

やっておいた方がいいし

会いに行ったほうがいい


そんなことを

この彼から教えてもらった気がした


男の子たち含め

卒業した皆さんが

自分の人生をどうにでも作っていけると

信じて生きれますように!!!



そして

今まで特に何の気持ちもわかなかった自分に

(いつも『フーン、今日は卒業式か〜』くらいな気持ち)

みんなの幸せを願えるような

こんなことを思わせてくれた


この出来事に感謝したいと思いました





本文とは関係ないけれど…


春分の日

福津の海岸にて