こんにちは!ロブ君です。
今日は、ちょっぴり特別な、そして少し感慨深い出来事をお話しするね。
ある晴れた日、ボクがいつものように事務室の窓辺から外を眺めていると、
事務室のみんなが何やら準備中。バケツやローラー、スーツからジャージに着替えて……
これは、ただならぬ作業の予感!!
ついて行ってみると、目の前にはアスファルトの上にうっすら残った「25」の文字。
そう、それは今から8年前の2018年、開校25周年の記念に描かれた、あの大きなメッセージアートだったんだ。
でも、年月がたち、色はすっかりはげ、輪郭もぼんやり。
かつての輝きは、風雨とともに少しずつ薄れていっていたみたい。
25の文字、見えるかな?
そして今回は、そんな過去のメッセージをきれいに塗りつぶして、まっさらな状態に戻す作業。
ローラーでコロコロ、ゴシゴシ……。
何度も重ね塗りして、少しずつ文字が消えていくたびに、
「ありがとう、25周年」と心の中でつぶやくボク。
事務室の人たちは、汗をかきながらも、黙々と、丁寧に作業を進めていたよ。
なんだか、過去を大切にしながら、未来へバトンを渡していくみたいだった。
こうしてアスファルトは、見違えるようにすっきり。
何も描かれていないはずなのに、ボクにはちゃんと見えたよ。
この学校の歩んできた時間と、これから描かれる未来のキャンバスが。
さようなら、25周年のメッセージ。
そして、こんにちは、次の物語へ。
ここからどんな物語が始まるのか、ボクはワクワクした気持ちでいっぱいだ!
ローラー作戦を見守るボクの背中!