《毎月一回行っている海馬文学会の読書会です。テーマ本は、近現代の国内外の古典や純文学、中間小説などの中から、同人・会員の推薦で決定(基本は文庫本)。他に芥川賞受賞作を年2回、同人誌「海馬」合評会を年1回実施。自由に感想や意見を述べ合う場ですので、どなたでもお気軽にご参加ください。特に、小説を書いている方やこれから書きたいという方の参加は歓迎です》

〇テーマ本

『神の子どもたちはみな踊る』村上春樹(新潮文庫)



〈神の子どもたちはみな踊る〉
村上春樹の連作短編小説集。文芸誌『新潮』に「地震のあとで」という副題付きで連載された表題作『神の子どもたちはみな踊る』をはじめ、5つの短編と書き下ろし短編1つの計6編が収録されている。2002年2月に新潮文庫として文庫化された。
登場人物はみな、1995年1月に発生した阪神・淡路大震災に間接的に関わっている。また作者によれば同年3月にオウム真理教が引き起こした地下鉄サリン事件との関連もあるようで、この短編集では以後の作品にも出てくる「ある種の圧倒的な暴力」の片鱗を描いていると言う。
(収録短編)
『UFOが釧路に降りる』
『アイロンのある風景』
『神の子どもたちはみな踊る』
『タイランド』
『かえるくん、東京を救う』
『蜂蜜パイ』

〇日時 12月20日(日) 午後2時~4時半

*毎月第三日曜が例会日

〇場所 神戸市勤労会館4F(407会議室)

6510096 神戸市中央区雲井通5丁目1-2

TEL 078-232-1881

(市営地下鉄・JR・阪急・阪神・ポートライナー各三宮駅から東へ徒歩5分。北側入口からが便利)



〇会費 500円(どなたでも自由に参加できます。初回参加者は無料、見学可)


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海馬文学会 永田祐司

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