大阪から帰ってみると、家の中は静まりかえっていた。
よめがいない・・・。
そういえば、近くのスーパーに買い物にでると電話で話したっきり・・・・・。
あれから、35分。電話すらもつながらない。
おかしい・・・、何かおかしい、
も、もしかして・・・・・・、ついにあいそをつかされて、出て行かれてしまったのか・・・・・。
途方にくれる男の耳に、トビラの鍵をあける音が聞こえてくる。
静かに、しかし、力強く。何かを急いでいるようなその音に、男は不安を感じずにはいられない。
空白の35分。この間に何があったのか。
トビラを開く音ともに、心に緊張がはしる。「なにがあったのか・・・。」
とたんに大きな声が響き渡る。悲しみと怒りの入り混じった声が・・・・・。
「だぁぁぁりん、ケータイなくしたぁ!!!!!」
・・・( ̄□ ̄;)えっ?! ケータイ???
「あのね、買い物行ってね、いっぱい買って、袋に入れてたらね、ケータイがなかったん((゚m゚;)」
「でね、探しに行ったらね、店の人にね閉店やけん、出て行ってくれって言われたんo(;△;)o」
なんやてぇぇぇぇぇ゛(`ヘ´#)
わぁぁぁぁぁん・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。
泣き出すよめのかたわらで腹を立てている男が一人。
よくよく聞いてみると、買い物のときにしゃがんだ場面でケータイを落としたらしい、そこまではいいとして、
その後の店の対応に腹が立つ。
「閉店だから出てください」って、困っているお客さんに対して言う言葉かい!!
というわけで、よめを落ち着かせて、その店まで自転車を走らせる。
警備のおじさんに事情を説明して、不審がられながらも店舗の中に入れてもらい、ケータイ探索開始。
落としただろうエリアを中心に回るも見つけ出すことができないオレ。
よめよ、本当にごめん。見つけ出すことができなかった・・・・・・(_ _。)
情けない。あれだけ「大丈夫だよ(b^-゜)」とか、たんか切りながら家を出たにも関わらず・・・。
警備のおじさんに感謝をして、とぼとぼと家路につく。
「よめを喜ばすことができんやったなぁ。」と思いながら、店の出口をすぎたころ。
もう一回電話を鳴らしてみるか・・・。
ぷるる、ぷるる、ぷるる・・・・・。
・
・
・
♪
・
♪♪
・
♪♪♪
どこからともなく聞こえてくる「シチュー出来上がったよぉ」の音楽♪(よめの着信音はイメージこんな感じです)
きっ、聞こえる。希望の音。
音のする方へ導かれるように歩をすすめると、暗闇の中、ゴミ箱の上で光る物体が一つ。
「わたしはここよぉ(^O^)/」と主張するように鳴り響く軽快な着信音。
あった。ついに見つけた。
よめにとって命よりも大切なケイタイを見つけた。
喜びで胸いっぱい、弾むように夜中の国道を自転車最速で急ぎ帰る。
「ただいまぁ~♪('-^*)/」
「すご~い!о(ж>▽<)y ☆ だーりん愛してるぅ!」
↓
ハグっ!!
そんな場面を妄想しながら、にやけ顔で帰る。
待ちに待った感動の再会の瞬間・・・。どきどき・・・・・・・。
「ただいまぁ~!! ケイタイあったよぉ!!!(*^-^)b」
「はぁっ、ちょっと見つけんたんなら早く言ってよヾ(▼ヘ▼;)。3秒前にケイタイ止めたやんか(  ̄っ ̄)」
(・_・;)えっ、あっ、その・・・(;´Д`)ノ。
「すいません(_ _。)・・・。」
というわけで、一件落着?しました。
ただ、この件のおかげで、よめの僕に対する評価ポイントが10ポイントあがったらしく、
現在15ポイントになったらしいです(;^ω^A。
いつになったら、100ポイントになることやら・・・・・。
明日はいいことあるといいなぁぁぁぁぁ。