今年の4月から、通信制大学に編入して、心理学を学び始めました。
仕事をしながらの勉強なので、以前のように頻繁にブログを更新することは難しくなりましたが、学びの中で感じたことや気づきを、これから少しずつ綴っていこうと思います。
「今さら心理学?」
そう思われる方もいるかもしれません。
私自身も、なぜこの年齢になって学び直そうと思ったのか
その原点は20代に遡ります。
客室乗務員の訓練時代、こんなことをインストラクターに問われました。
「あなたは人が好きですか?」
この問いに心から「はい」と答えられないと、この仕事には向いていない。
そんな話でした。
当時の私はその言葉に「はい」と心から言えなかったことを思い出します。
理不尽なことを言われても
いじわるされても
人が好き?
そんなわけない。
でも
私は人が好きだったのだと思います。
だからこそ、人に興味があったのかもしれません。
なぜそんな行動をするのだろう。
なぜ同じことで悩むのだろう。
なぜ傷つきながらも、その人を愛するのだろう。
なぜ分かっているのにやめられないのだろう。
客室乗務員として多くのお客様と出会い、その後ヒプノセラピーや占星学を学び、さらに心理学を学び始めた今も、私の中にある問いは変わりません。
「人間ってなんだろう?」
私はずっと、その答えを探しているのかもしれません。
私は西洋占星術のホロスコープ鑑定も行っています。
占星術というと、「未来を当てるもの」というイメージを持つ方も多いかもしれません。
実際に西洋占星術には未来を読む手法があります。
人生には、生まれた瞬間に与えられた資質や人生のテーマ、そして運気の流れがあります。
追い風が吹く時期もあれば、課題と向き合う時期もあります。
私は人生には宿命的な流れがあると考えています。
けれど、それだけではありません。
同じ星の配置を持っていても、生き方は人それぞれです。
同じ出来事が起きても、選択は人によって違います。
私は占星学を学ぶ中で、
人生は「宿命的な流れ」と「自由意志」の両方によって作られるものだと学びました。
ホロスコープが示すのは先天的な可能性です。
その可能性をどう生きるのか。
どんな選択をするのか。
そこには、いつも本人の自由意志があります。
ヒプノセラピーや占星術を通して、私はたくさんの人の心に触れてきました。
けれど、知れば知るほど分からなくなったのです。
人間は本当に複雑です。
理屈だけでは説明できません。
分かっているのにやめられない。
苦しいのに手放せない。
幸せになりたいのに、自ら遠ざけてしまうことさえあります。
なぜ人は同じパターンを繰り返すのか。
なぜ傷つくと分かっていても、その関係を手放せないのか。
なぜ愛されたいのに、愛を受け取れないことがあるのか。
なぜ変わりたいと言いながら、変われないことがあるのか。
セラピーや鑑定でクライアントさんの心に触れるたびに、私はあることを感じます。
それは、
「この人の人生の構造はどうなっているのだろう」
ということです。
人生には繰り返されるテーマがあります。
恋愛、人間関係、仕事、お金…
登場人物や状況は違っても、なぜか似たような出来事を繰り返してしまう。
私はそこに強く惹かれます。
私が心理学を学び直すことは、自然な流れでもありました。
そして学び始めて気づいたことがあります。
それは、
人を理解したいと思って始めた学びが、
いつの間にか自分自身を理解する学びになっていたということです。
私は何を恐れているのか。
私は何を求めているのか。
私はどんな時に傷つき、どんな時に幸せを感じるのか。
私はどんな思い込みを持ち、どんなパターンを繰り返しているのか。
それを知らないままでは、これからの人生の選択もまた無意識の繰り返しになってしまいます。
だから私は、占星術も心理学も、
未来を当てるためのものではなく、
自分自身を理解するためのものだと考えています。
「未来はどうなるの?」
という問いも理解できます。
けれど私が本当に大切にしたいのは、
「私はどうしたいのか?」
という問いです。
宿命という航海図を知り、
自分という人間を理解し、
そのうえで人生の舵を握る。
私は、そんなお手伝いをしていきたいと思っています。
そして心理学の学びを通して、人の心への理解をさらに深めながら、これからのセッションや鑑定にも活かしていきたいと思っています。
Kai
