{C194D659-89EE-415E-B065-7A4BDC63CBD0:01}


魚玄機(ぎょ げんき)は中国唐の時代の著名な女性詩人の一人です

{D9F6817B-137A-4080-BB21-2EF89C745DF8:01}



長安で妓楼の娘として生まれた魚玄機は一流の詩人から詩作を学び、とくに恋心や男女の愛を比喩するような情熱的な作品が得意でした。

作風からも魚玄機は情熱的な性格をしていたとされています。
しかしその情熱的すぎる性格が彼女の人生に災いしていきます

{D8502120-3188-4C89-88DD-EEFAC9266784:01}


その詩作の才能と美貌を見込まれ李億というお金持ちの側室となりますがなぜかうまくいかず、やがて離縁されてしまいます。。

{866C0A22-EC73-4943-B764-D5F2A0E10FA2:01}



ヤケになった魚玄機は長安で女道士(寺に入る)となっていました。

魚玄機は有名人でしたのでこの噂はまたたくまに広がりました。

しかし当時の寺は風紀が大変乱れており女道士といえどほとんど娼婦のような生活をしていたともされます。

心の隙間を埋めるかのように次々男性を変えていく魚玄機。それでも彼女の虚ろな心は満たされません。

{948AD462-3919-4383-AFA8-A9D7E681E0EF:01}


そんな彼女に李近仁という役人の恋人ができました。

情熱的な魚玄機は李近仁をとても愛し、幸せに暮らしていました。

ところが魚玄機は自分の恋人とまだ16歳の若い侍女との仲を疑いはじめ、強い嫉妬心を抱きます。

ある日カッとなった魚玄機は侍女を殺してしまい、焦った彼女は遺体を庭に埋めます

{F29469AE-2324-48CF-91E2-DBA0D73C766F:01}



しかし事件は発覚し魚玄機は逮捕。
その詩作の才能を惜しむ声も多かったが、魚玄機は20代の若さで刑死した。



{5790115F-2BC9-4593-A41C-ABDD8998C6C1:01}
















{C7E10298-F79E-4F8A-9B03-DE5EBEDCE8F4:01}


紀元前11世紀、確認される限り最古の国、殷王朝の紂王の妃だった妲己。


妲己は有蘇氏の娘で絶世の美女だったため、降伏の印として殷の紂王に献上されました。



{06E2D845-C432-4AEB-9EF4-559AC4BDC9B9:01}



もともとは善政を行う名君だった紂王ですが、妲己と出会ってから歯車が狂いはじめてしまいます。。

{2415994D-4EC9-4FE7-BDF9-4DFFDFE7AF9B:01}




最初妲己は無理やり後宮に入れられた運命を呪い、後宮の中でいつも暗い顔をして過ごしていた。



{E83D4381-35C0-46B5-B156-CE663D1BDEFF:01}



そんな妲己を喜ばせようと豪奢な衣装や贅沢な料理でもてなした。

また紂王は妲己の物怖じしない性格を大変気に入り寵愛した。

しだいに妲己の心にも変化が現れます。
紂王の寵愛をほしいままにした彼女は次第にわがままになっていきます。


{F61E6BB8-7FA4-44A4-BE84-E6531E2E2908:01}


妲己のためな宮殿を作って遊びに耽ったり(酒池肉林)、炮烙の刑という世にも残虐な殺人ショーを思いつく。

火のついた丸太の上を歩かせ、渡りきれたら無罪。というものでしたが、当然皆焼け死んでしまいます。阿鼻叫喚と焼け付く皮膚の匂いの中で妲己は紂王とこのショーを気に入り笑ってみていました。

また気に入らない大臣たちを次々罷免。


{703EA7D1-22F4-496A-BCCC-A671429C7811:01}




しかしやがてそんな紂王から人心は離れ、周の武王によって600年続いた殷王朝はここに滅んだ。

紂王と妲己は一緒に宮殿に火を放ち一緒に死んだ。

{A5F8CD6B-0016-487C-8658-5B45AE2D836B:01}


意外と気が合った二人だったのかしら。。?