右下の女性がサンチャだと言われています
1478 ~1506)
サンチャ・ダラゴーナはナポリ王の庶子で、母は貴族階級の大変美しい女性だったといわれています。
またサンチャ姫の弟、アルフォンソ・ダラゴーナは
「男前なら間違いなくイタリア一だ」と言われてるほどの美形兄弟
(サンチャの弟、アルフォンソ・ダラゴーナ。サンチャの弟で、ルクレツィア・ボルシアの夫。しかしローマで暗殺。非業の死を遂げる。)
「黒い髪、緑色の目をしていてまなざしはもえるよう、南イタリア特殊の明るさがある」
と言われて情熱的で気性の激しいお姫さまだったようです。
(チェーザレ・ボルジアの肖像画)
結婚当時は15歳の少女でしたが、王家の血筋を誇りにし、このお姫さまが、ローマ教皇の末息子、ホフレと結婚し、ローマへ登場した時、波瀾に満ちた劇場の幕開けとなったのです。。
(ルクレツィアの遺髪の展示品)
この時、ローマの華となっていた、ローマ法王の愛娘、ルクレツィア・ボルジアは、新しい競争相手にかなり機嫌を損ねるほどこのナポリの王女に感心を持ったと言われています。
すぐにチェーザレがサンチャとスキャンダルになりました。
チェーザレ・ボルジアは、ローマきっての有名娼婦、フィアンメッタと付き合いもありら毎日サンチャの邸へ出かけた結果、サンチャ姫は成熟した女性へとなっていきます
チェーザレのあらがいがたい魅力にみるみる支配されていくサンチャ姫をみて、チェーザレの妹、ルクレツィアはこの頃、自分の領地へと帰っています
そして悲劇が、、
ナポリに戻ったサンチャは、フェルナンデス・デ・コルドバの愛人となりナポリの女王のように暮らしていました。
その後サンチャ姫は27歳で、永遠に老いることなく、その波乱に満ちた生涯を終えました。
チェーザレは志半ばで31歳で戦場で死去。
時代の転換期であったルネサンスを生きた人々は独特の輝きを持っているように思います
15歳ではナポリの王女として、ナポリとローマの同盟のため、まだ13歳のホフレ・ボルジアに嫁ぎます。
しかしこのナポリ王女は結婚前の12歳くらいから男性を既に知っていて、15歳の頃にはプリンセスにも関わらず、娼婦のような女性になっていました。
しかしこのナポリ王女は結婚前の12歳くらいから男性を既に知っていて、15歳の頃にはプリンセスにも関わらず、娼婦のような女性になっていました。
(サンチャの夫、ホフレ・ボルジア。)
色恋沙汰の絶えないお姫さまで、修道院へ朝早く祈祷に行った修道女がサンチャ姫と男が裸でいちゃついているところを目撃されるほど奔放なお姫さまでした(>_<)
「黒い髪、緑色の目をしていてまなざしはもえるよう、南イタリア特殊の明るさがある」
と言われて情熱的で気性の激しいお姫さまだったようです。
(チェーザレ・ボルジアの肖像画)
結婚当時は15歳の少女でしたが、王家の血筋を誇りにし、このお姫さまが、ローマ教皇の末息子、ホフレと結婚し、ローマへ登場した時、波瀾に満ちた劇場の幕開けとなったのです。。
(ルクレツィアの遺髪の展示品)
この時、ローマの華となっていた、ローマ法王の愛娘、ルクレツィア・ボルジアは、新しい競争相手にかなり機嫌を損ねるほどこのナポリの王女に感心を持ったと言われています。
すぐにチェーザレがサンチャとスキャンダルになりました。
チェーザレ・ボルジアは、ローマきっての有名娼婦、フィアンメッタと付き合いもありら毎日サンチャの邸へ出かけた結果、サンチャ姫は成熟した女性へとなっていきます
チェーザレのあらがいがたい魅力にみるみる支配されていくサンチャ姫をみて、チェーザレの妹、ルクレツィアはこの頃、自分の領地へと帰っています
そして悲劇が、、
チェーザレにより、弟、ホアン・ボルジアが殺され、サンチャの弟、アルフォンソ・ダラゴーナまでチェーザレによって殺害されます。
特に性的な意味でチェーザレに翻弄されつくしたサンチャ姫はチェーザレに対し憎悪していきます
特に性的な意味でチェーザレに翻弄されつくしたサンチャ姫はチェーザレに対し憎悪していきます
3年後には自身も愛人チェーザレによってサンタンジェロ城に幽閉されることになります。
(フィレンツェの外交官、マキャベリ)
しかしあと一歩のところで、父、アレクサンデル6世が死ぬとサンチャは釈放され、ナポリに帰ります。
月日は流れ、チェーザレは一気に劣勢となり、1504年ナポリへ行きサンチャ姫に助けてくれるよう頼みます。
しかしあと一歩のところで、父、アレクサンデル6世が死ぬとサンチャは釈放され、ナポリに帰ります。
月日は流れ、チェーザレは一気に劣勢となり、1504年ナポリへ行きサンチャ姫に助けてくれるよう頼みます。
(一説には梅毒に感染していたとも)
サンチャ姫は生涯弟を殺したボルジア家の人々をゆるすことはありませんでした。
サンチャ姫は生涯弟を殺したボルジア家の人々をゆるすことはありませんでした。
ナポリに戻ったサンチャは、フェルナンデス・デ・コルドバの愛人となりナポリの女王のように暮らしていました。
(サンチャはどこにいってもモテモテで、何でも楽しんじゃう逞しい性格のようで。。)
その後サンチャ姫は27歳で、永遠に老いることなく、その波乱に満ちた生涯を終えました。
チェーザレは志半ばで31歳で戦場で死去。
時代の転換期であったルネサンスを生きた人々は独特の輝きを持っているように思います